久々に日本語教育ネタでお送りいたします。
ここのところ、どうしても以前のように仕事に情熱を注げない自分がいるのですが
ここ数年の忙しさ、充実ぶりを考えれば
今は休む時期なのだろうと判断し、あまり無理をしないようにしています。
そんなヒャクゴウですが、凡人社から送っていただくメルマガの案内で
土曜日に「日本語教師の自己成長」というテーマでセミナーが開かれると知り、
インドネシア人のCさんのレッスンの後、足を運んでみました。
「日本語教師の自己成長のために」
お話してくださったのは、横浜国立大学の河野俊之先生です。
河野先生は『月刊日本語』などでも連載を持たれていたり、
研究者でなくても読みやすい著作も多いので、ご存じの方もいらっしゃることでしょう。
日本語教師のための「授業力」を磨く30のテーマ。/河野 俊之
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1日10分の発音練習/河野 俊之
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日本語教育の過去・現在・未来 第2巻 教師/河野 俊之
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音声学と教師教育を研究されている先生です。
大学院の説明会も兼ねていたので2時間というやや長めの設定時間でしたが、
単なる座学でおわらず、周囲の人たちと話し合い、発表するというタスクやビデオも織り込まれており、
先生のユーモアあふれる語り口とあいなって、あっという間に終わってしまいました。
自分のメモのために、簡単に話をまとめます。
・教師同士が互いの授業を見学し合うことで、単なる批判ではなく、自分が授業において何を大事にし ているかがわかる=自分自身への気づきにつながる
・本を読むとき気をつけること
自分に役立つように読む
どう役立つか考えながら、面白いと思うものを読む
自分と関係があるものを読む
他人に話せるように読む(アウトプットをする)
・自己教育力とは・・・
①「成長しようという心構え」(ただし、これだけでは不十分)
②問題解決力
③問題発見力
④問題解決方法を考える力
⑤現状を把握する力
・無理やり、嫌々やらない(当たり前だけど、これ非常に大事!)
ま、こんな感じでした。
大学院の説明会には特に参加せず、本を探し始めたヒャクゴウ
しかし耳は先生の話をキャッチ(笑)
文字語彙指導、作文指導の本を購入して、麹町から飯田橋までウォーキングして帰宅。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^
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