バドミントンのフットワークで最も重要なことは動き出しの速さである。いくら脚の動かし方が速くても動き出しが遅ければフットワーク自体は遅い。

動き出しの速さを高めるためには、体幹から動き出すことであり、脚を使って動き出してはならない。

まず体幹を使って胴体を動かし、胴体の動きに吊られる(ぶら下がっている)ように脚を動かす。脚の上に胴体があるのではなく、胴体の下に脚がついているという意識を持つ。

 

体幹で動き出すということは:

  • 重心から非常に近い筋力を使って重心を動かすため、素早く重心を動かすことができ、動き出しが速くなる。重心が動くと転倒しないように自ずと脚が動き、脚が胴体にぶら下がっているかのように動くことになる。
  • 体幹という大きな筋力で重心を動かすため、疲労が蓄積しにくい。

脚で動き出すということは:

  • 重心から遠い脚の筋力を使って重心を動かすため、重心を動かすのに時間がかかる。身体の使い方次第では重心が思うようには動かない。
  • 脚の力で身体全体を動かそうとする為、脚に強い筋力が必要でありまた足に疲労が蓄積しやすい。

フットワークが早い選手は腹筋が割れており脚は太くない。それは体幹を使って動いており、脚は身体を支える程度にしか使っていないからである。脚が太い選手は体幹ではなく脚の力を使って動いており、動きのキレは鈍く、脚に疲労が蓄積しやすい。また脚が太いほど脚自体が重りとなってしまうため益々フットワークは遅くなる。