決して、言ってはならぬ事を小池百合子氏は言った。
この発言さえなければ、まだ政治家として、また人間として、正常さを保てたかもしれない。
しかし、鳥越俊太郎氏に対し、病み上がりと発言をし、これまでの闘病生活を侮辱した行為により、彼女は多くの闘病生活をされている方やその御家族をも敵に回す形となったのである。
確かに選挙で互いの弱点を言い合う論争はあっても構わないが、それはフェアさを保ちながらの事で、個人が触れてほしくはない、プライバシーに関わる問題で相手を突くのは政治家としてよりも前に、人間として問題視されても仕方のない話である。
誰がなろうと、なるまいと、私は都民ではないので、その結果を受け止めるが、この発現が投票を左右する可能性もゼロではないのではないだろうか。