ヨルダンの交通事情 1 (都会編) | What's your call sign?

What's your call sign?

アメリカで4人家族で暮らしています。日記のような感覚で書いているのでテーマはありません。日常生活で気になったことを書き残しておいて数年後に読み返してみるの繰り返しです。

 

 

の続きです。今回はヨルダン🇯🇴の交通事情です。

 

カタールと比較するとヨルダンは全体的にインフラが粗悪で、道路のコンディションも悪く、運転しにくいです。

 

 

舗装が不完全な場所、機能的に明らかに問題がある場所、メンテナンスが全く行われずに劣化し放題な場所、小学生が図工の時間に粘土か何かで作ったんじゃね?という場所が少なからずあります。

 

 

 

道路のコンディションに加え、アンマン、マダバ、ジェラシュなどの都市部では人々の運転マナーがものすごく悪く、皆さんかなりアグレッシブな走行をされます。

 

スピード違反、逆走、信号無視、割り込みは当たり前。複合交差点の一番右側の車線から強引に左折をしたりとか、もうめちゃくちゃです。交差点を直進するときに、自分の右側に停車していた奴が急に猛スピードで目の前を横切って左折して行くのはアメリカや日本では見ないシーンでしょう。まるでゲームの世界です。

 

信号無視ですが、赤信号でも行けると判断したら皆さっさと行きます。むしろ真面目に停車して信号待ちなんかしているとあっという間にクラクションと怒号の嵐が飛んできます。と言うわけで僕もヨルダンで運転する際は信号や道路標識は「〇〇したほうがいいですよ~」というアドバイス程度に解釈しています。はい、守りません。

 

あと僕が地味に嫌なのが、速度制限のためのハンプやディップがきちんと塗装されていないことです。運転中はこれらがどこにあるのか分からず、急にドスンと衝撃を受けてから気づきます。ヨルダンを走る車はタイヤやサスペンションの消耗が激しそうです。でもその分ブレーキを踏む時間が減ってブレーキパッドとかは長持ちするのかな? 

 

次回はヨルダンの田舎について書きます。