20日間の勾留が終わり、息子は鑑別所に。
審判までの間、鑑別所で過ごす事になった。
再逮捕の事件で、逮捕される前まで
少年院で過ごした期間がどうなるか、
弁護士はそのまま刑期が伸びる事の
ないように持って行きたい様だった。
なので、今までいた少年院に戻るのか、
他の少年院へ行って最初からやり直すのか。
勿論、このまま出れる事はないので、
本人も腹を括っていた。
鑑別所にも、なるべく面会に行った。
帰る時は必ず
「明日も来て」
「少年院に戻ったら、遠いし、
中々会えないから、こっちにいる間に
なるべく来て欲しい」
と言われた。
母とも、二女とも会いに行った。
二女は照れて全然喋らない。
兄妹なのにね。
小さい頃は、とても仲が良かったんだよ。
息子も二女の面倒をよく見てくれた。
いつの日か会話もしなくなって
しまったけど。
鑑別所は警察署と違い面会の時は遮られて
いないので、息子が近くに感じられた。
だけど、面会の後はいつもつらかった。
なぜ息子はここにいるんだろう。
一緒に帰れないんだろう。
「じゃあね。来てくれてありがとう」
面会室の扉が閉まるまで、
こちらを見てる息子。
「またね」
なるべく笑顔で答えた。