今は利用しない
のだが、
2年近く前に
私は右足のリハビリ
のため週1回
2時間だが町内の
デイサービス内
に設置された
リハビリ室に
通っていました。
お年寄りの転倒
予防が目的の
リハビリ
高齢者の方々に
交じり軽い
運動してました。
一回りも、ふた周りも
歳が上の方々
ばかりだが楽しかった。
その中で54歳の
時に脳梗塞で
倒れて右半身不随
になられた、
ご老人がおられ
ました。
背が高く左手で
杖をつき、つき
身体の傾斜は
見られる歩行
だった。
そして
誰よりも熱心に
リハビリに励まれ
ていました。
お元気なら
今年は87歳ぐらいに
なられるはず。
そして
左手の画伯なのです。
(画伯とは私が勝手
に付けて呼んでる
のですが、)
左手で描かれた
ものです。
病に倒れる前は
美術の先生でした。
右手が麻痺して
動かなくなり
絶望されたが
絵を描きたい
情熱があり
左手に筆を持ち替えた
そうです。
それは簡単なこと
ではなかった
らしいです。
リハビリして
これ程、
見事な絵を描くまで
には、長い年月と
相当の苦労があった
のです。
本人は詳しく
話さないが
絶望感を感じる
日もあったろうし
また
画伯を支える
奥様の内助の功
家族の支えなど
様々なものが
あったのでは
ないかと思います。
2年間リハビリを
一緒に行って
いたのですが、
私は介護福祉士
の仕事を
怪我する前に
長年してきた。
色んな、お年寄りに
関わって、きたので
身体の機能が衰えて
くる姿も診てきました。
画伯は頑張り気力は
あるが身体の機能
が低下して来ていた。
少し
気になっていた。
しかし絵を描きたい
との情熱、意欲は
年々、増して
いるのです。
「俺は生涯現役だ!」
力強く言われた
言葉が今も思いだされる
25歳の
ベートーヴェンは
耳が聴こえなく
なって行く圧倒的
な現実を前に
手帳に自らを
鼓舞すべく
「勇気をだせ。
例え肉体に、
いかなる点が
あろうとも、
我が魂は、これに
打ち勝たなければ
ならない。
25歳、そうだ、
もう二十五歳に
なったのだ」
今年こそ、
男一匹、本物の
覚悟をせねば
ならない。」
聾疾という節に
ひるむことなく、
と記したそうだ。
「致知出版
小さな人生論」
【藤尾英昭】より
引用しました。
ベートーヴェンは
当時、二十五歳の
若さで苦しんだが
怯むことなく
音楽に全生命を
捧げた。
画伯は
八十七歳の
高齢者である
きっと生命の
燃え尽きるまで
筆を握り続ける
情熱を失わない
であろうと思います。
また、そうで
あって欲しいと
願ってます。
私には、
到底、同じような
ことは、出来ない
でも
自分に出来る事は
何かあるはず
歩みは、ゆっくりで
良いから
生かされている
事に感謝して
日々、
懸命に生きたいです。



