6月25日(火) 12:30
1階11列 センター


友の会の抽選で当たった唯一のチケットでした。
当たったときはもうほんとに嬉しくて、当落発表されるまでは緊張でおなか痛すぎて
大逆転裁判の当落発表のときもおなか痛くなったけど(胃が弱すぎるのかな…)
こんなにキリキリする当落発表ももうないかなあと思います。
(いや考えたくないけど退団するときはもっときりきりするかもですね)
その後無事に先着でも一般でもついでにチケトレでも取れて、満喫できていますありがとうございます。


早いものでもう4回目です。
初日の木曜、金曜、土曜と連続で見て、日曜はお休み月曜日は休演日。
もう日曜・月曜は頭の中でずーーーっとグラングラン…ってサビの部分だけがエンドレスで流れていて
別に好きなメロディーでもなければすごく印象的とか特徴的というわけでもないし
意識して聞いていたこともないのですが、不思議と記憶されているようでした。
あとは宙組の音楽(この数年の配信で買った曲たち)を聞きながら仕事してたら
愛しさがつのりすぎて爆発しそうではやく会いたくて会いたくて。
そんな2日間をはさんでの4回目。
初日の木曜日から有休とったり半休とったり残業したり持ち帰ったりで、曜日感覚がなくなってました。
そんな4回目。
あ、こってぃがこってぃだあー…
というのが個人的ハイライトでした。

というか11列目センターというとても見やすい席だったので、
今日こそ、
今日こそはこってぃばっかり追いかけずに全体を見よう、と思っていたのですが
やっぱり無理でして。
あいかわらずオペラでじーーーーっと見てたら、中詰めの、黒バラのとこだったかなぁ、
ぽわっと一瞬表情が遊んで、どういう表情というのはさすがに言葉では言い表せないのですが
そのお顔を見た瞬間に、なんというかこの言い方も正確ではないのですが
こってぃ戻ってきた、という感じでほんとにもう感無量で
そうこうしてるうちにサザンクロスレビューの最後で2階に向かってばちこんウインクをしていて
あーーーーーー!こってぃーーーーーー!
って、なりました。
『胸がいっぱい』を身をもって体験した感じです。
つまり胸がいっぱいでした。泣いた。
自分自身もこの日から今までみたいに仕草のひとつひとつを細かく楽しめるようになった、かなと思います。
4回目でやっと、蛇こってぃが銀橋の最後のほう、人差し指でキキちゃんをお招きするのが大好きなことにも気がつきました。
まあ蛇はほんとに最高なので、いつでも大好きなのですけれども。
元気いっぱいうたってるのもほんとに大好き
花道のところで腕を使ってキキちゃんをご案内する蛇も大好き

ほわっと笑ったりきりっとしたり、あ~こってぃだなあ…って。
セマニフィークの余裕ある微笑みも最高だし
未来への優しい微笑みも最高です。
つまり最高です。
ゴールデンデイズでもにこにこ踊っててほんとにかわいい。
ほんとこってぃで、にこにこ踊ってて、ほんとにかわいいだいすき!

パレードでの、進めい~ざ♪の歌詞にあわせて腕をふりあげるとこ
ベリーベリーベリーキュートだから世界遺産にしよう
国をあげて保護しよう
は~~~~だいすき



あとは、この日のモンマルトルもえこ、
おでこがめっちゃくちゃかっこよかった!!!
自分で言っててどういうことなのか全然わからないけど
おでこがめちゃくちゃかっこよすぎてどうしようかと思いました。
モンマルトルもえこの!おでこが!!
なあにあのおでこ
でも今回スチール写真も実物も、なんとなくもえこちゃんの『もえこちゃん感』が薄れている気がする。
なにがというのはよくわからないのですが。雰囲気かな?単純にお顔?
でも歌声もちょっとちがう気もする。

そして見るたびにゴールデンデイズがほんとに素敵で大好きだなあと思います。
不思議なくらい好きです。
キキちゃんもとってもきらきらしてました。
個人的な気持ちとしてはやはり応援したいなという気持ちが強いです。
舞台に立ってくれてありがとうとも思う。
春乃さくらちゃんもゴールデンデイズのときが1番好きかなあ…?
パッショネーーーーーーーー!もいい。
でもパッショネーーーーは後ろでもえこちゃんが両手に花してたり
足を上げてたりするので、もえこちゃんしか見れてない。
元気に足を上げてるもえこちゃんも大好き…元気でかわいい…

でも今日は、ほんとこってぃが!
にこにこしててほんとに嬉しい。
蛇もサザンクロスも元気いっぱいうたってくれていて嬉しいだいすき
しあわせな観劇でした。




いよいよ東京公演もはじまりますね。
無事に初日の幕があがって、無事に千秋楽を迎えられますように。
そしてできればみんな楽しく元気に過ごしてくれますように!
わたしはルサンクと舞台写真が待ち遠しすぎて今日1日どうにかなりそうでした。
明日はトイレに行きますみたいな顔して席を立ってそのまま本屋に行こうかと思ってたのですが
よく考えたら会社の近くの本屋にはルサンクないのでした。
昼休みに梅田まで行くかどうかはさすがにちょっと悩む。






 

6月22日(土) 12:30
1階9列 下手側



9列目下手側で見るこってぃちゃん、最高にかわいい
蛇めちゃくちゃ堪能できて至福でした…

初日、2日目、そして3日目のお昼公演と、3回連続の観劇となりました。
贅沢な!
しかも3日間で6列目と9列目を味わってしまうってそんな贅沢を覚えて…
なんというか栄養過多よ。
でもチケトレで出品されているのを見つけたら買うのを我慢することができません。



さて。
まだまだ全体を見れてないのでこれといった感想を書くことができないのですが
なんとなく雰囲気は少し、やわらかくなってきているかなあ…と思います。舞台の。
基本的に『凝視』するのは今回に限らずこってぃだけなので
少なくともこってぃはいつもほどは表情がまだ豊かではないなあというのは感じるのですが。
幸福を売るもえこがやっぱりとっても幸せでにこにこしちゃうなあと思っていたところ
もえこちゃんは歌い方に余裕も出てきてるように思います。

自分でもよくわからないのですが、なぜか陽気なもえこちゃんを求めてやまないので
1番の見せ場はモンマルトルもえこだとは思うのですが、幸福を売るもえこがとにかく大好きです。
腕をわきわきさせてる振りもかわいくって大好き!
歌いながらにこにこ銀橋わたってくれるのほんとに幸せ。
それを9列目から見られるなんて…
あとカプリチョーザでも思ったのですが、娘役ちゃんをはべらせたり囲まれるもえこちゃんとても好き…!
今回も両手に花シーンがあって嬉しいです。
左右の女の子に順番に笑いかけるもえこちゃん好き&好き
もっと!
もっともえこちゃんをかわいこちゃんでかこんで!


かわいこちゃんたちにかこまれるもえこちゃんが好きな一方、
当然もえこってぃもだいだいだいすきです。
好きと好きがいっしょにいたらもうそんなの幸せしかない…
今回は並ぶことはそんなに無いですが、お待ちかねの公的もえこってぃ。
9列目下手側はしっこのほうの席。
ロケット導入ボーイズのもえこってぃが銀橋センターでお顔見合わせるときの
もえこちゃんに向けられた
こってぃちゃんの
笑顔がッ…
ウッ…

もえこちゃん宛の笑顔をわたしも見れてしまって…ありがとうございます…
ようやくこってぃのにこっとした笑顔が…
わたしは大劇場でおしまいですが、東京のころにはまたいろんな表情をしてくれるようになってたらいいなあと思います。
(今もいろんな表情自体はしてくれてはいるけど)


あと初日は全然意識してなかったのですが
こってぃがぽんぽんを振ることによって発生する、しゃかしゃかしゃかしゃかという音を浴びられるって、
しあわせだなあ…!
ありがとうございます。
ぽんぽんで銀橋わたってくれてありがとうございます。
このしゃかしゃか音はこってぃのぽんぽんによるしゃかしゃか音、というのは何列目あたりまで認識できるのかな…
認識してどうするのかはさておき。

今回ほんとに出番がたくさんあって、しかもいろんなこってぃで、ほんとに幸せだなあと思います。
ゴールデンデイズも満たされる感がすごい。だいすき。
なんか輝いてる。(物理的にもいろいろぴかぴかですしね…)
でもゴールデンデイズのなにが好きかっていうと、『はじめて抱きしめる』という歌詞かな。
これがたぶん『はじめて抱きしめた』だとここまでではなかった、かもしれません。
なんでかわかりませんが胸に響きすぎて無理…
ところでなにを抱きしめるの?
光り輝く朝を抱きしめるの?
それとも歌詞には登場していないなにか?
個人的には歌詞に描写されないなにか愛しい存在を勝手に感じ取っているのですが
ふつうに考えたら光り輝く朝を抱きしめるのかな?


それから群舞にさしかかるときの、男役さんたちが階段に並んでいて
そこを2番手とか、2番手と3番手とか、2番手と3番手と4番手とかが割って降りてくる光景がとても好きで
(ピガールの群舞のはじまりもめっちゃくちゃ大好き)
ささっ、って動きで割られる男役たちも大好きで、今回はこってぃが割るほうに入っててそれも嬉しい。
割るのも割られるのもかっこいいよぅ
降りてくるときのこってぃの真顔もたまらなく好き。
男役の群舞ってほんとうになんというか…すばらしいものですね…
宝塚は素晴らしいものですね…


そういえば蛇の話に戻るのですが
蛇こてぃが幼獣ちゃんの腕の上に肘を置くところがとても好きです。
ここが個人的には1番人外感ある。
肩じゃなくて腕。
でもこってぃ自体の動きはあんまり『しなやか』って感じがしないので
蛇感はあんまりないかな~と個人的には思います。
でもまあぬるぬるされても嫌ですしね。いやいいかな?
ついでに初日と2日目は蛇に蹴られたキキちゃんがブチ切れてるような顔に見えたのですが
今日は困惑してるように見えました。
アテレコするなら、ぇえ…なに…って感じ。
まあでもたしかに、そっちが誘っといて突然なに…って思わないでもない。
ジャングル大好き。




チケットが連番だったのでお母さんも連れていけました。
カジノロワイヤルの時点でわたしのこってぃ推しは認識してくれてたはず…なのですが
長らく宙組に触れていなかったせいか、母の中ではわたしはもえこちゃんのファンで
こってぃは2番目、という記憶にすりかわっていたので訂正しておきました。
出番いっぱいあったねと言ってたので、ちゃんと見つけてくれてはいたみたいです。

あとパレード中、ふと下手側の花道を見たら、なんといっくんがいました。
なんの気なしに見ただけだったので、いっくんだー!ってびっくりして見てたら
わりと長いこと見てたこともあってか目が合って、にこって笑いかけてくれました。
かわいい~


ところでルサンクと舞台写真が待ち遠しいっていうか待ちきれないっていうか、
待てない!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

6月21日(金) 13:00
2階5列 センター


今日は笑ってたぁあ…
で胸がいっぱいな2回目。


阪急交通社さんのフリープランでした。
エレガントプランとは違って配席がまったくわからないS席に手数料1,500円…と普段なら手を出さないところですが
今回は15回という公演回数でどれだけチケットが取れるかわからなかったので
友の会で当たった1回、以外の全部の公演に申し込みました。
結果当選はこの1回だけだったのですが、いや~、まったく期待してなかったけど1階ですらないのか~…と少しショック。
2階のS席は1列目に座ったことがあり、それはとても楽しかったのですが5列目って…
とはいえいざ座ってみると、センターブロックなこともあってかなかなか見やすかったです。
でも手数料1,500円は高いかな!笑

そういえば周りもこのフリープランで購入されたお客さんだろうと思って着席したのですが
少なくとも周囲の数名の方は、会の方々だったような、気もします。
もしそうなら同じフリープランでも席はいろんなところにちらばってるのかなあ。
まさか当選がわたしひとりってことはないよね?
申込みがわたしひとりってこともない…だろうし。
あとちょっと驚いたのが、チケットがチケットカウンターでの引き換えでした。
パガドでエレガントプランが当たったときはチケットが自宅に届いたのですが
今回は住所・氏名を記載した引換券が送られてきて、劇団のカウンターでチケットと交換。
特に本人確認されることもなく受け取れたのですが、こういうパターンもあるのか今回は特別なのか。



さて。
2回目です。
この日はなんというか、あー、こってぃが笑ってたぁ…という安心に尽きるというかなんというか。
ほんとに昨日はわたしか、舞台か、それか両方ともかが、緊張してたんだなあと実感しました。

2階センターだし、今日は全体を見よう…と思ったのですが
やっぱりまだ2回目なのでどうしてもこってぃを追ってしまって…
あーかわいいな…あー微笑んでるな……あー…かわいい…
って感じで終わってしまいました。
とはいえ自分自身もわりといつも通りに宝塚のショーを楽しんで、こってぃかわいいな~って思えた気がします。
初日はかわいいとかかっこいいとかも思った記憶なかったのですけれど。


しっかりと蛇こてぃも見て、お衣装がわりとおもしろいことに気がつきました。
蛇まとわりついてる!
初日はプログラム見ずに挑んだので、これが人ならぬものか~というところまではわかったけれど
種族までは気にしていなかったのですが、蛇だとわかって見たら、もうそのものが頭にも足にも胴体にもいるわ…
そして昨日、キキちゃんにヒップアタックした…?ように見えたところは
たぶん後ろ足で蹴りつけてるが正解、かな?蛇だから足ないけど。
蹴った後キキちゃんにブチ切れ顔で見られてるように見えるのがちょっと笑えてしまう。
そして知らん顔で微笑んでるのも笑えてしまう。
あと妖しい蛇らしく頑張ってるのに、歌のターンになるとめちゃくちゃ力いっぱいうたう蛇こてぃが大好きです。
曲調が曲調なので仕方ないのかもですけれど、なんかあそこだけ蛇やめてる感があっておもしろく見てしまいます。
いつかお耽美なシーンもまわってきてほしいのですが、お耽美大丈夫かな?

ジャングルのキキこてぃもいいですが、ターバンのキキこてぃも大好きです。
まさかあんなところにもこってぃ出てくるとは思わなかったし
蛇に続いてキキちゃんとそんな風に場面を作るとは思わなくて、もーすっごく嬉しい驚きでした。
フォロワー(という呼び方でいいのかは知らないけれど)ポジションのこってぃ大好き。
FWMでキキこてぃに目覚めて以来、こんなにたっぷりのキキこてぃ供給をもらえるなんて
ありがとうございますありがとうございます。
(パガドのキキこてぃは刺さらなかった…というかキキこてぃはショーで楽しみたい。テレビのキキこてぃも好きだけど)
それにしてももえこちゃんはみねりちゃん、こってぃはキキちゃん、と固定カップルのようになってるね。
2回だけずつといえば2回だけなのだけれど、でもわりとがっつり組んでるシーンが2回あるので
わりと濃い印象を残しているように思います。
みねりちゃんの歌声やっぱり素敵だなと思います。
マンハッタンも好きだけど中詰めのお歌好き。

あとはねえ、プロローグで春乃さくらちゃん・風色くんとお別れしてずんさんの後ろで踊ってるこってぃも大好き。
ステッキかわいいよかわいい
大好き
未来へのひらひら白燕尾をひらひらさせてるこってぃも最高にかわいい
いつだって最高にかわいい大好き
前髪もとてもよい感じです
でも前髪はなんか最近「こう」と決めてる感がある、気がするかな?
もうちょっといろいろ髪型と髪色はチャレンジしてみてほしいな~と思います。
髪型といえばもえこちゃんツーブロック(っていう表現で合ってる?)でしたね。
いいねみんなかわいいね。
かわいいといえば鷹翔さんなんですけど、中詰めラストでサザンクロスレビューを歌うために前に出てくるとき
ずんさんの肩羽根(だったと思う)とみねりちゃん(だったと思う)のぽんぽんの下をくぐりぬけて
もぎゅ、って前に出てきてたのがめちゃくちゃかわいかった。
ターバンめちゃくちゃかわいいし
蛇もめちゃくちゃかわいい
ゴールデンデイズもめちゃくちゃかわいい
かわいいかわいいかわいい



今日は全体的に昨日より笑ってくれていて本当に嬉しいです。
そして舞台にいてくれてありがとうタカラジェンヌになってくれて本当にありがとう大好きい…



ほかに印象深いのはピカドール!
パルマっていうのかな?みんなで手拍子してるとこが、中でも1番好きです。
そしてずんさんに殺される牛さんが、倒れた後も頭をずっと浮かせてて
しんどくないか心配になってしまってそっちばっかり気になってしまった…
それとロケット下手7番目くらいにきらめくかわいこちゃんを見つけてしまって釘付けでした。
プログラムを見たらいっくんがいたので探そうと思ってたのに
その子ばっかり見て終わってしまいました。

そんな感じの2回目でほんとに基本的に『こってぃ…』っていう感情でいっぱいだったのですが
実を言うとこの日の観劇は予定外でした。
というのも単純に13時開演だと、1日フルで有休とるしかないから…
有休とるのは全然かまわないのですが、前日も、13時開演だったから…
初日前日の時点で、20日・21日にやらないといけないことがあるというのもわかってたのもあり
終演後は余韻にひたることなくそそくさと劇場を出て会社に向かいました。
ほんとはもう少し席に座ったまま『こってぃ…』って余韻にひたったり
意味もなく劇場内を徘徊したりしたかったのですが
(宙組公演のために大劇場に来ている、というのがやっぱりまだ嬉しくて…)
でもまあお仕事させてもらえてるからこうして複数回見にくる程度のことはできるし、
がんばって働かないとな~とも思います。
チケトレくるくるしてばっかりだけど…

 

 

 

6月20日(木) 13:00
1階6列 センター



まさかの初日をSS席で。
書いちゃいますと、いわゆるドセン、でした。
すごかった…真ん中が正面だった…
(座席表で見る限り偶数列はほんとの真ん中はないのかな?でも座ってる感覚的にはど真ん中!)

いくつかのことは当日の夜にもう書きましたが、緊張しながら行きました。

劇場に到着すると、みんな普段は隠し持ってるのね!?ってくらい
見たことないほど紫色のお洋服の方たちがたくさんいて、
わたしもネイルくらい紫系にすればよかったなあなんてことを思いつつ座席へ。
宙組の公演再開の初日をここで見るのか、と緞帳の写真を撮ったり。

理事長が最初に出てきてご挨拶があって、そこでまずひと泣き。
なにに対して泣いたのかは定かではなく、思い当たることはあるけれどそこはまあおいといて
なんとなく理事長のことは直視できないままでした。
理事長カミカミで、が、がんばれ…とは心の片隅で思いつつ。
理事長がはけたタイミングで緞帳があいたので、あ、理事長待ちだったのか…セットの写真撮りたかったな…
って思ってたら撮影しはじめる人がちらほらいて、え、いいの?このタイミングでまたスマホ出していいの?
とそわそわしてたら、開演する雰囲気もなかったのでわたしも撮りました。
そんな感じで撮影する人が増えて、たぶん撮影が落ち着くのを待ってくれていたような気がします。

開演アナウンスが流れた瞬間…は、やはり胸にくるものがなにかあった、かなあ。
でもなんにも考えずにただ聞いて、幕が上がるのをただ見ていたように思います。

拍手はたくさんした。
真ん中にひとりキキちゃんが立っているのも、ただ必死で見てた、と思う。
ひとり真ん中に立つ姿に、がんばれ、という類の気持ちもあった、かもしれない。
ただキキちゃんの周りのトリコロールがぽこぽこしているのが目に入ると
えっもしかしてそこにいるの????って現実に戻ってきて
えっこってぃもそのぽこぽこの一部なの?どうやって登場するの!?
ってそわっとした瞬間に布が左右にひかれて
そう登場するのかーーーーー!
って、宝塚を見る意識、になったかなあ。

反射的に赤チーム!を確認して、こってぃいない!ってなって
いつどこから出てくるのか、を気にしだしたあたり
良くも悪くも、自分自身はとても通常運転だったんだなあと思います。
いや通常運転というか、なんというか、やはり9ヵ月の間に色々と考えることはありましたし
なんというか最悪の想定として、もう2度と舞台に立つ姿を見ることはない可能性、というのもずっと頭の中にはあったので、
なのでもちろん幕が開いて布がひかれて、宙組の舞台がそこにある、という感慨もありつつ
こってぃの存在を同じくらいの大きさの意識で探してた…ような気がします。




で、実際登場して
たぶん安心はした…かなぁ?
1番印象に残ってるのは、なんか縮んだ…?と思ったこと。
いや縮んだというかお顔がしぼんだ…?と思い直したのですが
これはもうこっちの意識の問題かもしれないです。
プロローグの内容的には歌い継ぎがなんとなくせわしなく感じてしまったような
何故かいまいち曲を気持ちよく聞くことができなくて
あまり入り込めず、外野から…というか、なにか1枚壁のようなものをはさんで見ている感覚でした。
せっかくの席だったのにもったいなかったなとは思いますが
にこにこもえこちゃんの、夢はいかがっ♪でちょっと元気になってきて(自分が)
そこからはけっこう楽しめたかな?

今回は過去作品の継ぎはぎですが、どれも見たことがありません。
なのでどのシーンもすごく新鮮だったのですが
中でもゴールデンデイズがすごく印象的でした。
宝塚だなぁという全体的な景色もそうですし、音楽もとても好き。
宙組として幕をあけてくれたことに感謝したような気もします。なにかに。
ロケットの音楽がフォーエバ~♪だったのも泣けました。

わたしは別にキキちゃんのファンではないですし、お披露目公演初日のご挨拶を劇場で聞いてたときは
正直なところ微妙~な気持ちも持ったのですが(仕方ないかな、という納得のようなものももあった)この公演を見て、
でもやはりきちんとトップスターをつとめて、そしてきちんと退団してほしいなと思いました。



さておき。
この初日の感想は今もう千秋楽まで終えた段階で書き始めたのですが
こってぃが出ているときはこってぃばっかり見てたわりに
こってぃに関する感想ってこれといってなくて
今思い返してみると、な感じですが、ただ本当に見てただけだったんだろうなあと思います。
ジャングルでキキちゃんにヒップアタックしてたように見えたことくらいかな、覚えてるのは。
(実際にはしてないので、真ん中の席で一体なにを見てたんだ???って感じですが)
あと楽しみにしていたもえこってぃ場面はロケット導入シーンだったので思ったより短くて残念だったのと
せっかく銀橋ですれちがうのにコミュニケーションとらないのが残念。
とはいえ予想外に出番がたっぷりで、これはほんとに嬉しい驚きでした。
人ならぬものの時が1番輝いてた。

中詰めは基本ずっと口をきゅって閉じていて、でもふとしたときに少し歯が見えるのが嬉しかったです。
きゅっとしたまま踊り続けてるのは時々見かけるのでそんなに気にならなかったのですが
もしかしたら何かしらかの気持ち的なあらわれであったかもしれないです、が
さすがにそこまで推測するのは邪推な気もしますし、緊張のようなものがあって当然でもあるでしょうし。
カーテンコールでもとても表情がかたくて、でもそこはまあ、
また笑ってねと思ったことだけがすべてでした。

ほんとにただじっと見るだけだったせいで予想外に出番があったにも関わらず
こってぃについてはゴールデンデイズもサザンクロスレビューもこれといった感想はないのですが
ジャングルのキキちゃんのさらさらヘアがかわいいなあと思ったのはなぜかすごく覚えています。
ニューヨークでせり上がってきたのもすっごくかわいくてきゅんとしまして
なんでしょう、キキちゃんに少年性を求めてるのでしょうか…

あと場面としては未来へも印象的でした。
たしか作品自体よりも先になにかの番組でこの曲を聞いてすごく好きになってからエクスカリバーを見て
宙組でいつかこんなトップさんが誕生したら再演してほしいな、と思った記憶があります。
その時思った『こんなトップさん』の条件にキキちゃんはひとつも当てはまらないですが
でも単純に今の宙組で自分の好きな曲が聞けたのが嬉しかったですし
ここからつながるデュエットダンスも素敵でした。




2回目、3回目の感想のほうを先に書き始めて
初日の感想は千秋楽後に書き始めたのですが
書いてみるとほんとに、吸収しない見方をしてたのだなあと思いました。
自分までどれだけ固くなって見てたのかという感じです。
カーテンコールでの拍手はいつもより長くて大きかったかな。
(開演アナウンスや幕開きももちろん)
いろいろな考えの人たちのいろいろな思いのこめられた拍手だろうと思いますけれども
できれば少しでも、彼女たちのこわばりをほぐすささやかななにかのひとつになっていたらいいなと。
少なくとも自分は拍手くらいしかできることはないですが
でも舞台に立ってくれたからこそ拍手をおくることができて
なんというか、自己満足的な意味で、すごく簡単な言葉で言うとよかったなって思います。






 

わたしは祭壇を持っています。
今は4つですが少し前まで5つのバンドのFCに入っていて
彼らのグッズなんかをもりもりみっちり積んでいます。
おじさんたちの顔やバンド名やライブロゴがラベルになってるペットボトルの水なんかもあるので
お供え感があって、我ながらとても祭壇です。
そんな祭壇の1番奥には額縁に入ったA1サイズのポスターがあり
おじさんたちの顔と、それぞれの直筆サインが。
よくある応募者の中から抽選でプレゼント~ってやつではなく
自分の目の前で書いてもらったサインで、ついでに握手までしてくれるという
とんでもないイベントがあったのです。
それまで大手(?)のバンドばかり追っかけてたのでこの世にこんなイベントが…と衝撃でした。
で、ふとこのときの幸せな記憶に浸りたいなと思って、当時のツイッターを探してみたのですね。
初回の大阪は緊張のあまり正気ではなくて、
それがあまりにももったいないことをしたなと後悔したので
(整理番号も1番だったのに緊張しすぎて会場に近づくのが怖くて最後のほうに入場した)
2回目の京都では、大阪で参加したライブがとっても素敵だったことをどうしても伝えたくて
お話しする練習、を自分なりにやって(笑)臨みました。
ギタリストとベーシストとドラマーがどんな風に握手してくれたか
そしてボーカルにぶるぶる震えながらライブが楽しかったことを伝えると
なんと会話してくれたことなんかも書かれていて、あーそうだったなあ~…と。
わたしのオタ活ってかなり恵まれてるなあとあらためて思います。
いつだって幸せですもん。

…という表現は語弊があるかもしれないですけれど。




宙組の感想を、どんな風に書こうかなとふと考えたタイミングがあります。
自分が後で読み返す用の感想なのにどうしてこんなことを考えたのか考えると
読んでくださる方がいるブログという形で残しているからだな、と。
読んでくださる方がいる以上、いくら自分のためのメモとはいえ
やはり最低限守らなければならないポイント…?ライン…?みたいなものがあるわけで
宙組公演に関しては通常の公演以上にいろいろな考えがあるだろうなと思うので
たぶんそのあたりを、ふまえてだろうなと思います。

(ツイッターは完全に自分用メモなのでなにも気にせずなにについても書きたい放題)
で、そもそも何故、公開のブログにする必要もないのにこの形でやっているのか考えると
読んでもらう努力もしてない、わりと気持ち悪めなブログを、
なにかをきっかけにここにたどりついて、そして読んでくださるまったく知らないどなたかがいる、ということが
なんだかおもしろいと思っているからかな、と。
もちろんブログのほうが後から自分の感想探すときにわかりやすいというのが前提で。
(7年前の開催時期うろ覚えのサイン会の感想をツイッターで探すのとても手間だった…)

なのでわたしもさまざまな『お気持ち』はあるのですが
公開しているブログを選んだ以上はそれは書き残さずに自分の気持ちだけで終わらせることにしていて
そもそも自分のスタンスとしては、情報にしろ公演にしろ
『宝塚歌劇団から提供されたものを受け取るだけ』という感じです。
なのでたとえば、なんというか、事件について
『きっとこうだったんだろう』『こういうことが起こったにちがいない』
みたいなことは自分の中に可能性としても存在させないし、
(事件より前のさまざまな報道に関しても同じく)
それがよいかわるいかはどうでもよくて、ただそうすること選んだというだけのことなので
公演も公演で、上演されるのなら見に行くし、舞台に見えるものを見る、
ただそれだけでいます。

5月6月の感想まだ書きかけばっかりのがありつつ、宙組の感想も書き始めているのですが
特になにも意識しないで書き始めると、結局いつものテンションで
つまりわりと気持ち悪めな感想で、9割がたこってぃがかわいいことしか書いてないし
あとはポイントポイントで好きだな、素敵だな、萌えるな、と感じたことのメモです。
もしかしたらわたしが素敵だなと思ったジェンヌさんを素敵だったと書き残すことを
こころよく思わない方の目にこのブログがとまることもあるかもしれなくて
たぶん最初にどんな風に感想を書こうかな、と自分がふと考えたのは
おそらくそういうことを想定したのだろうなと思います。

先に書いたとおり公開のブログに書く以上、配慮というかなんというか
そういうものは必要だとは思っておりますが
でもわたしは宙組公演を楽しんでいるし
宙組を素敵だと思っているし
そこはもうどうしようもないし
まーそんなことを言いはじめるとそもそもこんな記事を書くこと自体、意味も必要もないのですけれども
たぶんなにかは書き残しておこうと思って、書き始めたのかなーと思います。


本日千秋楽を終えて、あっというまの公演期間でした。
幸いにも序盤・中盤・終盤とバランスよく観劇することができまして
舞台上の空気感の変化みたいなのも感じながら、単純に宙組公演をたのしみ
こってぃを凝視する日々でした。