プチ遠征+病院受診の疲れがやっと抜けた
先日の妊婦健診について振り返ります
(※過去の死産の話が出てきます。)
いつも、大学病院の先生が来る曜日に合わせて受診していますが
(空いていることで有名)
祝日になってしまうので
評判が良い、院長先生の日に初受診してみました
いつもなら到着から一時間ほどで病院を出られるのですが
病院到着から会計まで、2時間ちょい掛かりました
予約できない病院なので、行って待つしかないんです。
しかもコロナ対策で、院内に入る人数が制限されているため
車で一時間ほど待機するように言われ
その後電話で呼ばれて、20分は院内で待つという・・・
車県故に、車で来るのは当たり前の扱いです。
運転免許取っていて良かった、義実家が車くれて良かった
産院に行くときはいつも緊張する。
今までの人生、ずっと低血圧気味だったのに
第二子の健診から、毎度血圧高めを叩き出してます。
「心臓・・・動いていないね。」
あの瞬間がフラッシュバックするから。
でも今回、車でイス倒して過ごしていたら
ポコポコっと元気な胎動が何度か感じられて
我が子に元気づけられたというか
「おい!勝手に殺すな!生きてるわ!」と言われているようで
いつもより安心して待つことが出来ました
話は戻って
結果的にとてもいい受診となりました。
院長は60代位のおじいちゃん先生
第一子のことを聞かれるなんて、まさか思わなかった
(大学病院の先生にサラ~っと聞かれたし
カルテにも記載されていたはずだから)
先生の口ぶりからは
『妊娠8カ月で亡くなってしまうなんて・・・』といった雰囲気が感じられ
非常に残念がってくれました
この寄り添ってくれる姿勢だけで、私は嬉しかった。
お腹のなかで何かあっても
その異変、前兆、全てにお母さんが気づくことなんて出来ないよね
分からなくて当然なんだから
なんて言ってくれました
医者って患者の感情には向き合わないというか
ただ、淡々と処置だけをするっていうイメージがあるから
(残念でしたね~。みたいなことは言うけど)
少し驚いた。
死産を経験してしまうと、なんだか
死産=珍しいことじゃないような
当たり前に育つことの方が奇跡のように思えてくるのですが
でも、自分の死産という経験はやっぱり普通じゃなかったんだなって
改めて感じました。
まぁ、身の周りで死産した人なんてひとりもいないしね
先生から、直接臍帯についてのことは聞かれなかったものの
どうやって気づいたの?健診で?と聞かれました
『胎動が無い気がして、受診してわかりました。』
「なるほど・・・
赤ちゃんがある程度大きくなってくる妊娠7~8カ月になったら
自宅で心拍を計れる機械を貸しますから
胎動が少ないとか、なにか気になることがあったら使ってみましょうね。
心拍が弱まってきた、とか気づけば対処出来る事もありますから。
きちんと使い方も教えますから、大丈夫ですよ」
なんて、嬉しいご提案・・・
エンジェルサウンズのことかな?
なんだかんだ、まだ買っていなかったのでラッキーでした
そして、肝心の腹部エコーですが
いろんな場所(ブログやらインスタやら)で見ていた
臍帯の様子が分かる(赤や青の色で見る)もので
かなり細かく臍帯をチェックしてくださいました
前回の産院、里帰り先の総合病院、そして大学病院の先生
誰もこの機能は使っていませんでした
やっと巡り合えた・・・。
現在の臍帯の様子は良好とのこと!
まあ、第二子が第一子と同じ理由で死産になる確率は
かなり少ないと思っているけど
それでもやっぱり安心できるもんですね
その後も結構長めにエコーで見てくれて
性別判断も第一回目でドキドキしていたんだけど
「う~ん。。。困ったな。
股の間にへその緒挟みこんじゃってるし
なんか正座までしちゃってるわ・・・」
どんな状況
娘の時は女の子にも関わらず
今くらいの時期にはなんとなくわかっていたような・・・
今の産院は無料で4Dエコーも見せてくれるのですが
前回は赤ちゃんかなんなのかもわからなかったのに
(お腹側を向いていた)
今回はバッチリこちらを見ていて
左手でずっと頭掻いてた
「ずっと頭掻いてて反省しているみたいですね。
まぁ、今日のところは許してあげましょうか。」
と、先生からはユーモアのあるお言葉
無邪気に動く我が子を見て、涙が出そうになりました
性別なんてどっちでもいいよ
無事に生まれてきてくれたら、それだけでいいんだよ
チラッとっぽいのが見える気がするんだよなぁ…
先生もそう言っていて。。。
食の好みも前回と真逆なので、もしかしたら男の子かもしれません
そんな感じでとても長くエコーで見てくれて安心できました。
「これから赤ちゃんが大きくなって、胎動がハッキリわかるようになって来たら
30分胎動がなかった場合、すぐに連絡してくださいね。
まだ、小さいから今は分からなくて大丈夫だけどね!
次は4週間後にまた来てくださいね。」
『30分』と細かい時間まで教えてくださったのが
私的には凄く安心要素になりました
赤ちゃんはやっぱり1w遅れの大きさだった、重さも174gとかで。
まぁ、排卵日が遅れてるんだからそりゃそうよね~
何度も言うけど、排卵検査薬使っといてよかった
これ知らなかったら、また要らぬ不安を抱えて過ごさないといけなかったな
待ち時間は長いけど、でも安心には変えられないので
次からは院長先生の枠で行こうと思いました
(大学病院の先生はかなりあっさりです。
確かに院長先生の丁寧な診察を受けてしまったら
あの先生の診察じゃ満足いかないな~と納得)
夫が帰宅してから受診結果を話し、一緒にエコー動画を見ました。
今の産院は無料でUSBにエコーを入れて渡してくれます
コロナで付き添い不可だけど、夫とも共有できるので有難い。
エコー動画を付けた瞬間の夫は
「ちゃんと心臓動いてる?
(指さして教える)あぁ・・・ちゃんと動いてるね!」
凄くホッとした様子でした。
死産経験すると、エコー=心臓が動いているか
真っ先にそこを見てしまう
毎度、生きているかな?って凄くドキドキする。
夫も私とおんなじことを思っていて、親なんだな~と思いました。
「これはどこの部分なの??あ、これは足じゃない?」
「大きさはどのくらいなのかな?」
なんて、分からなくても興味を持って
分かろうとして毎度しっかり見てくれます
4Dの頭ポリポリシーンには、非常に喜んでいて
可愛いと思っているようでした
寝る前にはお腹に向かって話しかけていましたが
赤ちゃんはうんともすんとも言わない
夫がいびきをかきはじめたころ
むにむにと活発に動き出し、思わず笑いました。
今のところ、私自身の体調も娘を妊娠している時とは
比べ物にならないほど良くて
歩いても平気、なんでも食べられる、お腹のハリもほぼなくて
本当に有難いです
体重も緩やかに増えています(一ヶ月前から0.8kg増)
腹囲は娘を妊娠していた23週の頃と、既に同じでした
娘がいたからこそ、安心できる部分が多々あります
「娘のときはこうだったから、こうしよう。」
「こうなったら、こうすればいい」
初めての妊娠なら不安になる部分も多いけど
経験しているからこそ、安心できるというか・・・
体を休ませるタイミング、こうなったら無理しちゃいけないなども
自分の中でハッキリわかります
娘には本当にいろんなことを教わったんだなぁと思います
最近、娘を妊娠していた頃に使っていた
ちいさなリュックを出して、また使い始めました
あの頃を思い出して、懐かしい気持ちです。