仕事のこと
この夏から始めたダブルワーク。
日中は児童支援の仕事で、ちびっ子たちとおままごとしたり、絵本を読んだり。
背中におんぶー!と乗ってこられたり、
お膝に無邪気に座ってくる子もいる。
小さな手が私の指をぎゅっと握って、「ふゆ先生〜!」って呼ばれるたびに、
心の奥があったかくなって、不思議と疲れもやわらいでいく。
だけど、やっぱり気疲れもある。
まだ名前を覚えるのもやっとだし、初めての送迎では緊張で手が震えた。
久しぶりの運転、小さな命を預かってる責任…無事に送り届けたあと、どっと力が抜けた。
夜には楽器の練習もあって、体力的にはギリギリだけど、
「この曲、もうしばらく吹けないのかも」って思いながら吹いた曲の余韻が、
今も胸に残ってる。
音楽は、やっぱり、私の深いところとつながってるんだなって思った。
そうやって頑張る日々のなかで、「この働き方でいいのかな」って、
ふと立ち止まる瞬間もあるけれど。
今の私は、あの頃より少しだけ自分を好きでいられる。
誰かの役に立ててる気がするし、誰かの笑顔に力をもらってる。
秋の気配の中で…
夜は涼しかったりして、秋の気配を少しずつ感じ始めるこの頃。
朝晩の風に、ふっと気持ちがほどける瞬間がある。
夏の間、がむしゃらに頑張ってきたから、
秋はもう少し「整える季節」にしたいなって思ってる。
心の中を、ぐしゃぐしゃに散らかったままにしないで、
ちゃんと自分と向き合って、そっと撫でてあげるような時間を持ちたい。
大きな目標じゃなくていい。
例えば、お気に入りのアイスコーヒーをゆっくり飲む時間とか。
カエデちゃんが膝に乗ってきたら、そのぬくもりをちゃんと感じることとか。
そういう、ひとつひとつの「小さな満足」に、ちゃんと目を向けたいなって思う。
そして、誰かの優しさにふれたとき、
ちゃんと「ありがとう」って言える自分でいたい。
頑張った自分にも、「よくやってるよ」って言える自分でいたい。
kazくんとのこれからの時間
kazくんと過ごす時間も、そう。
特別じゃなくても、静かでも、
その中に流れる「あたたかさ」を、忘れずに感じていたい。
私はきっと、「愛してもらうこと」で満たされるというより、
「愛していること」に満たされる人間なんだと思う。
だから、たとえ言葉数が少なくても、
彼の優しいまなざしや、そっと触れてくれる指先に、
たしかな想いを見つけて、微笑んでいたい。
これからの私へ…
これからの私は、少しずつでいいから「選ぶ力」を持っていたい。
無理をしすぎないこと。
笑顔でいられる選択を、なるべく選びたい。
そして、自分に嘘をつかずに、心に優しい方を選べたらいいな。
「しんどいな」って思ったら、一歩引いて深呼吸してもいいし、
「好きだな」って思ったら、素直にそっちへ歩いていけばいい。
その一歩を踏み出す勇気を、未来のわたしが持っていられますように。
もう、大きな夢を追いかける年齢ではない…なんて言わない。
今だって、毎日のなかに「ちいさな夢」はたくさんある。
たとえば、
冬はkazくんともう一度どこか遠くへ…今度こそ彼の希望通り、2泊3日の旅行に行けたらいいな、とか。
わんこたちが元気で、お昼寝してる横で静かに音楽を聴く午後とか。
ブログを読んでくれる誰かの心が、ちょっとあったかくなる瞬間とか。
そういうちいさな夢の種を、これからも拾いながら生きていきたい。
拾って、育てて、花が咲いたら誰かにそっと見せてあげられるような、
そんな心のあり方を持っていたい。
未来のわたしへ。
大丈夫。
今のあなたは、ちゃんと生きてるよ。
ときどき泣いたり、迷ったり、笑ったり、怒ったり、
誰かを思ってドキドキしたりしてる。
その全部が、あなたをあなたにしてる。
だから、自分のことを嫌いにならないで。
そして、これから先も、
「愛される価値がある自分」だってことを、忘れないでいてね