深夜3時過ぎ。。。。


私は自宅へと車を走らせていた。。。





この時間になると小腹がすいてくる。。。







私は何か軽いものでも食べようと道沿いのコンビニへ車を走らせた。。。。。













店内には私より一回りほど年上だろう店員が商品の補充をしていた。。。






私は店内を一回りし何を食べようかと思案を巡らせていた。。。。





(そうだパンを食べよう!)







私は足早にパンの陳列棚にむかった。。。。













一つはすぐに決まったチーズタルトだ。。。。

私は躊躇なくチーズタルトを手に取りレジへと向かおうとした。。。。。






ふと上の棚を見るとチョコメロンパンというパンがおいてあった。。。


私は目を奪われてしまったのだ。。。。










誘惑に負けた私はチョコメロンパンも手に取りレジへ向かおうとした。。。。

もう一度チョコメロンパンに目を向けるとそこには。。。





「温めるとチョコが半生でさらにおいしく!」の文字が。。。。。

!!!








私は足早にレジへと向かった。。。。









しかし店員は品だしに夢中でこちらの事はまったく気づいていない。。。。




少し待つとやっと気づきこちらへやってきた。





そして会計をすませると店員は袋に二つのパンをいれようとしている!



(なぜ温めた方が。。。と書いているのにこいつは何も聞かないのだろう?)





私は理解に苦しんだがこちらから温めてくださいと言おう!

そう思ったときに私の中である疑問が浮かんできた。。。。。。。。。














温めたらこのメロンパンの外側サクサク感が失われてしまうのではないか。。。?

本当に温めたほうがいいのか?










私は悩んだ。。。。。







そうだ!温めるといっても少しならチョコレートが少しやわらかくなるだけで

外側のサクサク感も失われないのではないか?!!






目の前にあった霧が一瞬で晴れた気がした。。。。











「すいません。これ少しだけ温めてまらえますか?」


完璧だ。。。











店員はレンジへ入れボタンを押す。。。。。




















長いぞ?






袋破裂しそうやぞ?









しばらくして音が鳴り店員が取り出す。。。。









袋へ入れる動きがどう見てもおかしい。。。。。




まるで焼けた石でも持ってるかのよーだ。。。。










そのまま渡され私はコンビニをあとにした。。。。。






車の中でチョコメロンパンをだした。

それはもうパンではなかった。。。。







何?肉まん?こんなあついパン誰が食いたい?









袋から出したメロンパンはチョコレートが液体化しており只の食べにくいパンだ。。。。


しかも外側ははんなりしてしまっており、下手をすれば湯気で濡れているんやないんか?














私は何の感情も持たずそのチョコメロンパンとチーズタルトをたべた。。。。。







運転しながら食べていたせいもあるのかお腹の上にボロボロとパンの欠片が

落ちていた。。。。








そのときふと、前の嫁を思い出した。。。。。

そういえば食べながら落とすなと何度もいわれたなー。。。。
















私は結婚していたときの事を思い出し、胸が締め付けられる気がした。。。。






















いや、違うな。。。これは胸焼けやな。。。。