話し声が聞こえる。
足音が遠くなった。
ゾンビかも知れない。
それか漂流した事自体が夢だったのかも知れない。
僕は夢にかけて目を開けた。
目を開けると見知らぬ部屋にいた。
そこには一人の女の子がいた。
ツインテールで肌は焼けている。
女の子は僕が起きたのに気づくと
とびきりの笑顔で
おはよう!と言った
「お、おはよ…」
と僕はあまり状況を読み込めないまま挨拶を返した
女の子は何かを思い出したような顔をして
「起きた事みんなに言わないと」
と呟き何処かへ行ってしまった。
しばらくすると二人の男女を連れて女の子は帰ってきた。
「えっと貴方達は…?」
そう僕がいうと
「あ、紹介してなかった…えっとね、私は奏!そっちにいる眼鏡のイケメン君が彗で
あっちにいる美人さんが凛だよ!」
と指を指して紹介してくれた。その後急に顔を曇らせたかと思うと
そういえばあの男の子の名前聞いてなかったな…と呟き
「で、君の名前は?」
と聞いてきた
「僕は、瑠久…。」
「るくかあ。あんま聞かない名前だ〜!よろしくね!聞きたいこととかある?」
そう言って奏はニヒッと笑った。
「あ…あの、ここはどこなんですか?」
ずっと気になっていたことを言った。
もしわかるなら元の場所に帰れるかもしれない。
「それはねえ…分かんない…。ただわかるのはゾンビがいる無人島ってことかな。」
「…そうですか。」
希望は消え去った…一瞬にして。
「でも…後もう少し…材料さえ揃えば…帰れるかもしれない…!」
奏は僕の手をとった。僕は涙を見せないために下を向いていた。
「明日ゾンビのことを話す、対抗できる道具も渡します」
凛はそう言って部屋から去って行った。
奏も「また明日」と言って部屋から出て行った。