話し声が聞こえる。

 

足音が遠くなった。

 

ゾンビかも知れない。

それか漂流した事自体が夢だったのかも知れない。

僕は夢にかけて目を開けた。

 

目を開けると見知らぬ部屋にいた。

そこには一人の女の子がいた。

ツインテールで肌は焼けている。

女の子は僕が起きたのに気づくと

とびきりの笑顔で

おはよう!と言った

「お、おはよ…」

と僕はあまり状況を読み込めないまま挨拶を返した

女の子は何かを思い出したような顔をして

「起きた事みんなに言わないと」

と呟き何処かへ行ってしまった。

 

しばらくすると二人の男女を連れて女の子は帰ってきた。

 

「えっと貴方達は…?」

そう僕がいうと

「あ、紹介してなかった…えっとね、私は奏!そっちにいる眼鏡のイケメン君が彗で

あっちにいる美人さんが凛だよ!」

と指を指して紹介してくれた。その後急に顔を曇らせたかと思うと

そういえばあの男の子の名前聞いてなかったな…と呟き

「で、君の名前は?」

と聞いてきた

「僕は、瑠久…。」

「るくかあ。あんま聞かない名前だ〜!よろしくね!聞きたいこととかある?」

そう言って奏はニヒッと笑った。

「あ…あの、ここはどこなんですか?」

ずっと気になっていたことを言った。

もしわかるなら元の場所に帰れるかもしれない。

「それはねえ…分かんない…。ただわかるのはゾンビがいる無人島ってことかな。」

「…そうですか。」

希望は消え去った…一瞬にして。

「でも…後もう少し…材料さえ揃えば…帰れるかもしれない…!」

奏は僕の手をとった。僕は涙を見せないために下を向いていた。

「明日ゾンビのことを話す、対抗できる道具も渡します」

凛はそう言って部屋から去って行った。

奏も「また明日」と言って部屋から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ザザー…

   ザザーン

 

口の中がとてもしょっぱい…海の…音?

それに水に浸かってる…?

うっ…体全体が痛い

砂に手をつき起き上がる

海水が傷口に染みてとても痛い

目についた砂や海水を拭って辺りを見回した。ここはどこだろう。

夕日が見えた。つまり夕方くらい。

森が広がっていて、近くに川もあった

とその時近くで不気味な声がした

まるで映画やゲームに出てくるゾンビの声

恐る恐る振り向くと上半身だけのゾンビがいた

僕の頭は逃げることしか考えられなくなっていた

だけども金縛りに遭ったかのように体が動かない。

逃げなきゃ…死ぬ?

ずりずりと上半身を引きずってゾンビが来ている

足元までゾンビが来た

噛む…噛まれる!

「うあああああああ!」

体が動いた…僕は駆け出した

どうなるかも分からない森へと

だけど今は離れることしか考えられなかった

 

 

 

はぁ 

   はぁ…

 

どこまで走っただろうか僕は森の中にいる。だがここがどこだか全く分からない

さっきのゾンビからは離れただろうけど…周りからあの不気味なゾンビの声がする

もしかしてだけど…この島はゾンビ島なのか!?

僕は近くの木の枝を折って、手に持ち、近くの石を拾いポケットに詰めた

武器の代わり…こんなもので倒せないだろうけど怯ませることなら

出来ると思う。頼りないけどもこれが今の武器…!

茂みからガサッと音がしてゾンビが現れた

「おりゃあああああ!」

ゾンビに石を投げた。もちろん全力で…。肩が痛くなったけども

ゾンビは怯まずにズンズン歩いてきた

「効かない…うあ…逃げ…」

思考が上手く回らない。また逃げることで頭がいっぱいになる

「うわあああああ!」

僕は全力で走った。しかし前からふらりとゾンビが現れた

方向転換しようとしたがそこからもゾンビが現れる

囲まれた…もう無理だ…。僕は棒を振り回した。

ゾンビは怯まない。石を投げても無駄だった。僕は意識を手放した

 

 

 

 

 

 

 

 

ガタン…ゴトン…電車が揺れる

電車に運ばれて行く…

夢へ…違う世界へと運ばれて行く。

 

 

 

目を覚ますと知らない場所についていた

確か電車に乗ったのは覚えている

きっと電車で眠ってしまったんだ

とりあえず私は電車から降りて

駅の名前を見たけどここがどこかは分からない

スマホで検索しようにも充電が無く電源が付かなかった

どうしようかとため息をついてしまう

人に聞くまたはテレフォンカードでも使って…などと考えていると

「大丈夫ですか?」と背後から声が聞こえた

後ろを向くと優しそうな男の子がいた

「え、えっと…駅を寝過ごしてしまったみたいで…」

おどおどしながらも答えると

「なるほど、その駅の名前はなんですか?」

と聞かれた。

「えっと星ヶ見駅です。」

そういうと男の子はスマホを取り出しマップ?を開き名前を入力して

「あのこういう字で合ってますか?」

そこには星ヶ見駅と入力されていた

「あってます。」

そういって、返すと男の子は検索ボタンをタップしたそしてえ?という顔をした

「この名前の駅ない…」

そう呟いた。私はとてもびっくりした

「本当ですか!?少し見せて下さい」

スマホの画面を見るとそこにはヒット数ゼロ

そして全く知らない地図が広がっていた

嘘でしょう?そう心の中で自分に問いかけた

もう一回同じように検索しても同じ結果だった

男の子は私が落ち着くまで見守ってくれていた

 

 

 

 

 

 

 

 

初めまして

ふわまるです

このブログでは主に小説を投稿します

投稿頻度は遅いですが皆さんこれからよろしくお願いします

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