「いきものカフェ」って知ってる?
ウチら妖怪にとっても、すごくワクワクすることばやわ。
この間、その「いきものカフェ」なるものに吹田で参加したよ。
実はいきものCaféの名前を知ったのは、鎌倉。
それが大阪・吹田で繋がるんやから、面白いな。
鎌倉で開催されていた「いきものカフェ」で、「生物多様性とは人間の暮らしにもっと身近にあるんだということ、あってこそ」なんだということが分かって、ウチはえらい嬉しかったね。
また妖怪と人間がつながる!って思ったね
その日なんと出てきたのは、国連ってところに提出する文章「生物多様性と健康をめぐる議論の活性化のために」やったワクワク。
生物多様性いうのは、
生きものそれぞれが、それぞれで生きているということでは全くなく、すべてが繋がっているということを、人間の生活の中、
たとえば暦や調理方法や保存方法、暮らしの中の民間療法などを見直すことで、具体的な関わり方があらためて評価されててん。
ひゃー、これぞウチが知っているにんげーん
生物多様性という言葉は、まったく専門用語ではなく、昔々は人間たちの日常のもっともっと身近なことで、ウチら妖怪を含む(笑)他の生きものと共に過ごしてきた形跡が、人間の歴史を通して見えてきたって、そこを文章にしてはった。
でも、いつの間にか人間は便利さや即効性、それから安心安全を最優先する生き方をしてきた中で、他の生きものの安全を脅かし、ヒートアイランド現象などによる熱中症や、また昔ではありえないほどの数のアレルギーという形で人間の身の上にも循環させてしまったんやな。
いきものCaféで扱う話は、おもしろい。
なにが面白いって、
そこにたくさんの「いのち」があるってところ。
あらためて、「人間はそのあらゆるいのちをつなぎ調和させる生きものや」って思ったよ。
これ、ほんと難しいけど。
でも、出来ないわけじゃない。
みんな持ちつ持たれつやからね。
ほかの生きものとも、ってところに多くの人が気が付けば、難しいけど面白いことにどんどん広がっていく。
すべてに役割がある。
それは、ほんとうに「あらゆるもの」すべてを指すんだってこと。
Toraco、いろんな座敷にお邪魔して、今、本当にワクワクしているよ。
いきものカフェ http://ikimonocafe.jimdo.com/