26日のパリ五輪開会式の一部演出が、開催国フランス国内や周辺国から激しい反発を受けています。


「多様性 」の尊重をアピールするためとして、レオナルド・ダビンチの絵画「最後の晩餐」を連想させるショーに、ドラアグクイーン(女装パフオーマー)を登場させるなど過激な演出が目立ったのです。


 最も問題視されているのは開会式の後半、エッフエル塔に 近い橋の上で、ドラアグクイーンやdJら十数人が長いテーブルを囲んで、歌や踊りを披露した場面です。


イエス・キリストと弟子による最後の晩餐 を描いた絵画に構図が酷似しており、仏司教協議会は 翌27日、声明で「キリスト教を嘲笑する場面が含まれていた」と批判しています。

 

型破りな開会 式を評価する声はあるものの、SNS上では米国やスペイン、イタリアなどからも非難が噴出しています。


 大会組織委員会は28日、「いかなる宗教団体も軽視する意図なかった」と釈明しています。


(わが家でも、「この開会式は何だ」でしたね。)