「ホワイトハウスのスタッフは、バイデン氏の撤退をXで知った」

マスク氏は、バイデン米大統領が21日にXで「選挙戦から撤退し、大統領として残り任期の責務をはたす」と表明すると、誇らしげに投稿しました。

米メデイアは相次いでXを引用し、撤退の速報を世界に発信しました。バイデン氏の投稿の閲覧回数はすでに4億回超に上っています。バイデン氏が撤退表明の場にXを選んだことは、発信手段としての存在感を改めて示す形となりました。

 しかし、人気には陰りも見え、今年4~6月期の1日当たりのアプリ利用者 数は1億6800万人で、この1年で15%減少しています。これは、インスタグラムなど他のSNSが利用者数を増やしているのとは対照的です。

 マスク氏は昨年、マークを長く親しまれた青い鳥からXに変更し、ビデオ通話機能やAIによる投稿の要約などの新機能を導入しました。一方で、閲覧回数に応じて広告収益を分配するシステムも導入した影響で、閲覧回数を稼ぐために偽情報が多く投稿されるようになり、利用者離れの一因となりました。


(偽情報は無くなりません。私も気を付けようと思っています。)