高齢者の就労が進むにつれ、労働災害に巻き込まれるシニアの働き手も増えています。

 65歳以上の労働者は昨年、914万人に上り、過去最多となりました。

 一方 、昨年、労災で死傷した60歳以上の人は3万9702人で、こちらも過去最多を記録し、8年連続で増加しています。

 全労働者に占める60歳以上の割合は18.7%ですが、労災に遭った人は、60歳以上が29.3%を占めています。

 加齢による身体機能や体力の低下が、労災の発生率を高めています。

 60歳以上の労災で最も多いのは「転倒」で、付いで「転落」「無理な動作」の順となっています。職場のわずかな凸凹に躓いて転倒したり、こぼれた水や油などで滑ったりする例が目立っています。


(スマホで入力していますが、一文字づつなので時間はかかります。でもこうして投稿できるだけで嬉しいものですよ。)