中国の動画サイトに3月下旬、神奈川県の海上自衛隊横須賀基地に停泊中の護衛艦「いずも」をドローンで撮影したとする動画が載り、SNSで拡散しました。

 

防衛省内では当初、基地にはドローンの探知能力があるため、本物の動画のはずがないという見方が多かったといいます。

 

横須賀基地には海自の司令部機能が集まっており、もしドローンが攻撃型で、爆弾を落としていたらただ事では済まされなかったはずで、警備の脆弱が露呈した事実は重いものがあります。

 

 さらに横須賀は、米国外にある米軍基地のうちの唯一の空母の拠点であり、日本の技術者は質の高い保守・点検機能を提供し米国から信頼されていましたが、今回、ちょうど基地に停泊中の空母「ドナルド・レーガン」も空撮されてしまいました。

 

日本側の落ち度でドローンの侵入を防げなかったことは、まことに由々しき事であり、自衛隊の警備のお粗末さにはあきれるばかりです!。

 

 また防衛省が、動画の真偽を確かめるのに1か月以上を要したことも問題です。

 

真偽不明の情報が氾濫する中、判断を誤ったり、正確に事態を見極めるのに時間が掛かってはなりません。偽情報や偽動画を流して他国の世論に影響を与えようとしているのですから、情報の分析能力の向上も必要なのです。

 

< 自衛隊として、自衛の能力の低さには驚くべきと前から書いていますが、小野寺さん、佐藤さん、反撃能力などと言う前に、すべきことが、山ほどあるのです‼‼。>