第五十五話
僕は少し悲しくなった。
音楽をやる以上自分に光る何かがないといけない。
歌詞がいい、曲がいい、声がいい、パフォーマンスがいい、気持ちがこもっている。
他にもたくさんあるけれど、彼らからは何も伝わって来なかった。
僕はどうだろう…
ただがむしゃらに聴いてくれている人達に届く歌を歌いたいと思いながら歌っている。
ただそれだけだけど、それをやり続けることが大事なんだって自分に言い聞かせながら、彼らから少し離れた場所でギターケースをおいた。
音楽をやる以上自分に光る何かがないといけない。
歌詞がいい、曲がいい、声がいい、パフォーマンスがいい、気持ちがこもっている。
他にもたくさんあるけれど、彼らからは何も伝わって来なかった。
僕はどうだろう…
ただがむしゃらに聴いてくれている人達に届く歌を歌いたいと思いながら歌っている。
ただそれだけだけど、それをやり続けることが大事なんだって自分に言い聞かせながら、彼らから少し離れた場所でギターケースをおいた。
第五十四話
次の日、僕は少し早めの時間にギターを片手に家をでた。
昨日の場所に行ってみると昨日の彼らが歌っていた。彼らには客がつかない。
誰しもが歌っている彼らをまるで空気かのように思っている。
空気なんかじゃないのかもしれない。
存在すらないもののようなそんな気さえしてしまう。
彼らはそんな状況には見向きもせずただひたすら音を奏でている。
昨日の場所に行ってみると昨日の彼らが歌っていた。彼らには客がつかない。
誰しもが歌っている彼らをまるで空気かのように思っている。
空気なんかじゃないのかもしれない。
存在すらないもののようなそんな気さえしてしまう。
彼らはそんな状況には見向きもせずただひたすら音を奏でている。
