フィル・アンセルモはサイド・プロジェクトの一つ、ダウンの活動に入り、1995年にアルバム「NOLA」をリリース。
1996年、8th「The Great Southern Trendkill」を発表。

バンドの分裂状態からヴォーカルのみ別の場所でレコーディングした8thアルバム。薬物乱用がテーマとなっている曲が多く、デスメタルにより近づいた悪魔的なヴォーカルスタイルが特徴で、さらにまたバンドの新たな方向性を示した作品と言えるだろう。
同年7月13日、アンセルモはヘロインの過剰摂取で心臓が一時停止。蘇生したアンセルモはバンドメンバーに謝罪し、薬物使用を辞めると伝えた。
1997年、新曲2曲を含むライブ盤「Official Live: 101 Proof」をリリース。
アンセルモは1998年にネクロファジアにアントン・クロウリー名のギタリストとして参加。また同名でヴァイキング・クラウンにも参加。
他の3人(ダイムバッグ・ダレル、レックス・ブラウン、ヴィニー・ポールはカントリー・メタルのプロジェクト、レベル・ミーツ・レベルに参加した。
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アルバム
16 The Great Southern Trendkill (1996)★★★★
17 The Singles 1991–1996 (1996) BOX
18 Official Live: 101 Proof (1997) ライブ盤