林業と聞けば木を倒すことをイメージされる方がほとんどだと思いますが、林業の仕事は、造材と造林の2つに分かれていて、木を倒して集材する仕事は造材の方の仕事になります。自分の仕事は造林になり、春から秋の半年間の仕事になります。名前の通り、林を造っていく仕事です。基本的な仕事は春は5月から『根踏み』で前の年に植えた苗木が雪の下になって倒れてたり、抜けてたりしてるのを起こして、踏み直したり、植え直しをする作業です。前年の秋に『地拵え』した場所に『植え付け』もします。『地拵え』とは苗木を植える場所を造って行く作業です。山に木を植えるための畑を作るイメージです。だいたい、基本は刈幅180cm、置き幅:150cmか180cmにして畝を造っていきます。ここ北海道は本州と違って、熊笹という強敵が存在しておりまして、ホームセンターで売ってるようなチップソーでは太刀打ちできません。親指より太いモノ(笹というより竹)があるので目立てのできる笹刈刃を使用しております。ブラムシ対策の薬撒きも春に行います。やる年とやらない年があるのですが、経験上、この作業を怠るとある程度育った木でも突然枯れてしまうことがあります。6月に入ると『下草刈り』が始まり、今まで植林してきた場所を苗木の周りの草を刈っていき、苗木に太陽が当たるようにして成長を促す作業です。8月下旬くらいまでこの作業が続きます。9月頃から『地拵え』、10月頃『植え付け』と続き、それが終わるのが、10月下旬~11月初旬になります。その後は苗木の幹がネズミに食べられる被害を防止するための餌をまいて1シーズンの仕事は終了致します。