今、思うこと
2016.11/2 発売 （ 日本クラウン ）
「そんなもんだぜ（浅草編） 」
M-3
「 浅草純情三代目」
今回、このブログを書くにあたって初めて自分の言葉をしたためる。
俺は、元々バンド活動をしており、各レコード会社、芸能事務所に注目していただき、オーディションでは、全国最終まで残る常連組だった。
バンド解散後は、ソロで活動し、一時は「デビュー」と言う雑誌でみつけたオーディションで合格し、某音楽事務所に所属していた。
バンド時代を含め、デビューに手が届くビッグチャンスを３回逃している。
頭をかかえる日々。自分に何が足りないのか分からなかった。
それは、今でも分からない。
最終的に歌い手としては、某アニメソングの主題歌を１曲リリースしただけだった。
次の展開も無く、悶々とする日々の中で、それと同時に作詞を認められ、勧められ、中途半端な事が嫌いな性格なので、ちょっと胡散臭い「作家養成所」みたいなところで、２年間、みっちり勉強した。胡散臭かったが、身になる事も多々あり、作詞にあたり無駄なものを削っていった。胡散臭いだけあって、卒業、みたいなものはなく、ダラダラと引っ張るシステム。
俺は、もうここで勉強する事はない、と思い自分で勝手に卒業した。
同時に、自分で物凄い営業をして、その甲斐あってか、
ZONE の７th.シングル「証」のカップリングで作詞家でデビューする事が出来た。
駅の売店で、おそるおそる開いた、
「オリコン ウィークリー」のページ。
「２位」だった。
（ やっと、バイトを辞められる ）
と、心躍らせた。
もう14年も前の事だ。
「人間、一番にやりたい事より少し肩を抜いた方で才能が開花する」
と、言う言葉に変に納得した。
翌年、芸能事務所を辞め、作曲家の 「都志見 隆 」さん率いる作家事務所「オニオンブラザースカンパニー」に所属し、明けても暮れても歌詞書きに専念していた。
1年目は３６５日で８５作書き採用されたのは３編、
それでも、作家仲間からは」良い方だ、と言われた。
当時は、バカなディレクターが、自分の担当するアーティストのコンペに何百編の曲、歌詞を集めた！って事にステイタスを感じて、公言するアホな時代だった。
俺は、常にコンペの依頼がメールで来て、何の予定よりもそれを優先していた。依頼されたものは全て書いた。
だから、友達と約束も出来ない、また、寝る暇もない、と、いった生活をしていた。最初は楽しかった。自分の作品が世に出るため、自分の考えが世に広まる為には、時間も体も厭わなかった。
でも、年月の経過は怖いもので、そんな生活が窮屈でしかたなくなってきた。
コンペ依頼のメールが来ていませんように！
と、思うようになってきていた。
（ 一体、自分は何の為に歌詞を書いているのだろう？ ）
と、思うようになり、後半は惰性で〆切に間に合わせて、嫌々書いていた感じだった。
それでも、適当に済ませたものが、採用されるものは採用される。
たまに本腰入れて書き込んだものが選考から漏れる。
ちょっと、バカらしくなってきた。
紆余曲折あって、事務所は閉鎖。
俺は今は、自分で歌いながら、書きたいものをフリーで書いている。
だって、それが、言葉に魅せられた者の、本当の姿でしょう？？
WORKS 23
2012.5/16
前川 清
CD全60曲＋DVD全18曲
『 前川清 スーパープレミアムボックス(CD+DVD) 』（テイチク）
DISK 4 ( CD ) - 10 「ゆれて博多で」
DISK 6 ( DVD ) - 16「ゆれて博多で」PV.
デビュー曲「長崎は今日も雨だった」から最新曲「哀しみの終わりに」を含む代表曲とカバー曲をまとめた歌手・前川 清の歴史がわかる、ファン待望のボックスセットが完成！想い出のあの曲がきっとあるはずです！
WORKS 20
2011.10/5
みつぐ
【 元 360°（サブロク）
2001年に日本有線大賞「有線音楽賞」受賞 】
デビューシングル
『 都会と言う名の奇跡 』（ABACABA）
M-1 「 都会と言う名の奇跡 」
M-2 「 スカイツリーの見える部屋 」（c / w）
WORKS 19
2010.12/15
オムニバスアルバム
『最新歌謡全曲集』
M-4「ゆれて博多で」
【全収録曲リスト】
(1) 人生みちづれ (天童よしみ)
(2) 哀愁運河 (山本譲二)
(3) だいこんの花 (石川さゆり)
(4) ゆれて博多で (前川清)
(5) 温故知新 (島津亜矢)
(6) 高千穂峡 (北山たけし)
(7) 燧灘 (上杉香緒里)
(8) 雨降る波止場 (三門忠司)
(9) ガラスの東京タワー (チェウニ)
(10) いのち (大泉逸郎)
(11) 黄昏シネマ (あさみちゆき)
(12) いのちの灯り (清水博正)
(13) ガラスのピアス (チャン・ウンスク)
(14) 春は桜の夢が咲く (山口ひろみ)
(15) 遠き昭和の・・・ (小林旭)
(16) ふたり花 (川中美幸)