お久しぶりです。

 

朝のウォーキングのお供として楽しませてくれた本がようやく読み(聞き)終わりました。

ディーリア・オーエンズ著 ザリガニの鳴くところ

 

 

 

 

話題の本で気になっていたのですが分厚くてあせる

たまたまオーディブルで見つけたので聞く方ならできるかもと聞き始めました。

 

いやー、ひきこまれました。

湿地の美しい情景が想像力をかき立てられて非日常感と清々しさを与えてくれました。
と同時に生態系の激しさ、厳しさにも胸を打たれました。
主人公のカイアは過酷な家庭環境の上に人々の偏見にさらされ、あまりにも孤独で切ない悲しい
 
湿地の自然から生きる術を学んでいく一人の女性の生き様とミステリー要素が絡まりながら話が進んでいきます。
 
ラストにはハッとさせらましたね。
 
まとまった時間が取れた時にまた味わいたい、そんな作品でした。