
昨日行われたボクシング世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介VSスリヤン・ソールンビサイの試合を見に行ってきました。
ちなみに試合会場には、電撃ネットワークの南部虎弾さんがいました。ヘアスタイルで一発で分かりました。
山中先輩の対戦相手となったスリヤン・ソールンビサイ選手は、元世界スーパーフライ級チャンピオンでバンタム級世界ランキング1位でした。
スリヤン・ソールンビサイ選手は自身の防衛戦に負けた後、過去2年間に17試合も戦い勝利し、タイトルマッチに挑戦できる世界ランキング1位まで駆け上がってきた方です。
山中先輩の入場時は、いつもどおりの神々しい音楽でした。この音楽を聞くたびにチャンピンの風格を感じます。
試合は、スリヤン・ソールンビサイの頭が低い体勢からスピード感のあるパンチと連打で苦戦を強いられます。
背丈が低く、至近距離まで潜り込んでくるので、山中先輩の神の左のストレートが出せず対戦相手と比べ手数が少なく、採点ジャッジの印象が良くありませんでした。
2007年に国内A級トーナメントの決勝で対戦した白石豊土選手と対戦したときのことを思い出しました。白石選手の時も手数が出せず、苦戦した印象でした。
6R目からだんだんと相手のスピートと距離にも慣れていき、ジャブを打ちながら右回りで相手をかわし、相手のパンチを外してのアッパーカットも決まるようになっていきました。
終盤ではダウンも奪い、結果として大差の判定勝ちで勝利しました!
私のラウンドごとの採点は、以下の通りです。
【採点】
左:山中慎介 右:スリヤン・ソールンビサイ
1R:9対10
2R:10対9
3R:9対10
4R:10対9
5R:9対10
6R:10対9
7R:10対8(ダウン)
8R:10対8(ダウン)
9R:10対7(ダウン、減点)
10R:9対10
11R:10対9
12R:10対9
合計:116対108
【実際の採点結果】
116対108
115対109
114対110
山中先輩の次回の対戦相手は、WBO世界バンタム級チャンピオン亀田和毅(亀田兄弟三男)との団体統一選が噂されています。
亀田三兄弟は国内ライセンスがないため、試合会場もおそらく海外となるでしょう。ロンドンオリンピックで金メダルを取った村田諒太が前回の試合はマカオで行ったので、私はマカオと予想しています。
個人的には、ラスベガスは遠いのでマカオで対戦してほしいです。 今後の動向に注目です。
防衛勝利、おめでとうございます!
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福井祐平