
履歴書の学歴は、基本的に2~3秒程度しか見られないものです。
現在も大手企業のほとんどが、大卒以上や理系出身など学歴学科も条件に設定しており、人事担当者は設定した採用条件かどうかを確認しています。
最終学歴が採用条件に合わないもしくは不備があった場合は、その時点で他の情報は見られずに不採用となります。
学歴の記載は、間違いなく必要最低限の情報のみを偽りなく記載すれば問題ありません。
履歴書の学歴の最初の一行目は、学校名から書かず、行の真ん中に「学歴」と見出しを書きます。
履歴書の学歴は、高等学校卒業の年月から記載するのが基本です。高校を卒業されている方は、中学校以前は書かなくても問題ありません。
学歴の年月は、和暦、西暦どちらで記載してもかまいません。必ず誕生日と資格取得年月との記載を統一するようにしましょう。
【NG例】 誕生日:昭和○年 学歴:2000年4月
国公立の高校を卒業している場合は、必ず「○○県立」、「○○市立」と県名を記載しましょう。出身地は少なからず面接時の盛り上がるネタの一つになります。
高校名は、「○○高校」とは書かず、「○○高等学校」と記載します。
大学名は、省略せず学部学科まで記載します。
【NG例】 慶応大学⇒慶応義塾大学
浪人期間や留年期間については、特別何か記載する必要はありません。面接時に空いた期間を質問された場合は、そのまま「浪人期間です」、「留年期間です」とお答えください。
中途採用では職歴が重視されますので、1~2年程度の空いた期間は選考に影響することはほとんどありません。
休学や学校を中退した場合は、「経済的理由により中退」、「交通事故により1年間休学」など理由を一文記載しておきましょう。
留学期間がある場合は、入学と卒業の間に留学先と留学期間を記載しましょう。
【記入例】 平成×年×月から平成×年×月までアメリカへ語学留学 平成×年から1年間、中国へ語学留学
第二新卒者の方で、職歴に記載する内容がほとんどない方は、学校時代の卒業論文のテーマや大学時代の学習科目などを応募する求人との共通点がある内容を記載しましょう。
学歴は、「余計なことは書かない」、「アピールできるところは書く」が基本です。
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福井祐平