家族軸から考えた仕事選び | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


私自身、結婚してから生活の優先度の変化を感じています。



優先度が特に高くなったのは、残業時間と年収です。



今後、住む家の家賃や子育てなどを考えた場合、より年収を上げたいと思うようになりました。



また、妻と一緒に食事をしたいと思うようになり、家の近くのスーパーが空いている時間までに帰らないといけないとか、妻が帰るまでに料理を作るには何時に帰らないといけないなどを考えるようになりました。



新卒時の就職活動時は、仕事軸しかほとんど考えていませんでした。自分のやりたい仕事を1番に考えて就職活動をしていました。



私には大学生の弟がいますが、弟は地元香川県の大学に通っています。弟なりに私が東京に出たので、自分は地元に残って親孝行しようと考えているようです。



家族というのは、妻だけでなく親や兄弟などの親族も含まれます。



親の介護が必要の場合、働く地域や時間が限定されます。



親がお店や会社を経営している場合、仕事を自身で選択できないかもしれません。



歌舞伎など日本の伝統芸能の家系に生まれた子は、ほとんど親と同じ仕事をしています。



私の元に相談にくる転職希望者の方にも、家族がいるため希望年収の優先度が高い方や転勤ができない方もいます。 



結婚後の引越しを機に、新しい地域で転職活動をする方もいらっしゃいます。



私の地元香川県の企業や病院などの医療機関の中には、新卒しか採用しないところもあります。



就職活動をする際は、仕事だけでなく家族軸も考えて選択することをおすすめします。

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福井祐平