昨日のブログで適性について書きましたが、なぜ人は適性を意識して転職を考えるのか、年齢を重ねるごとに適性を意識しなくなるのかが分かりました。
いろいろな要素があると思いますが、私が考えるに自身が応募できる求人内容によって適性を考えているのではないかと思います。
第二新卒と言われる社会人1~3年以内のころは、業界チェンジ、職種チェンジが可能で、応募できる求人がたくさんあるため適性を意識して仕事を選んでいると思います。
社会人になって3年以上になり、20代後半から35歳ぐらいの時期は、職種チェンジは難しいですが、スキルによっては業界チェンジが可能なので、少なからず適性を意識する方がいます。
35歳を過ぎると転職でも業界チェンジと職種チェンジは難しく、自然と適性ではなく今までの経験を活かしたいと思うようになるのだと思います。
しかし、35歳を過ぎたからといって決して未経験業界職種の仕事ができないかというとそうではありません。
極端な例ですが、私の母は35歳を過ぎてから、うどん屋の店員から生命保険の営業に転職しました。
未経験職種に転職する場合は、前職と比べると年収がダウンするケースがほとんどです。
年齢を重ねるとさまざまな環境により、雇用条件面を妥協できない状況になります。そういった場合は、適性の優先度を低く設定して転職活動をしています。
私は、100%自分の適性にあった仕事はないと思っています。転職に相談に来る方との面談にはとてもやりがいと適性を感じますが、社内の事務処理仕事は面倒に感じ時間も人よりかかってしまいます。
適性を意識して転職する時期は職種や応募する会社によって限られている。適性は経験と周りの人の協力で補える。適性は、働いてみないと実感できない。
これが、今の私の適性に対する考え方です。