半沢直樹 出向について | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


バブル世代の銀行マンが主役のドラマ「半沢直樹」が今年の視聴率を更新し続けているそうです。
 
 
 
昨日の放送では、関西地区での平均視聴率が32.8%、関東地区では29.0%で今年放送されたドラマで視聴率が30%を超えたのは初めてだそうです。
 
 
 
私も毎週見ていますが、ほんとにおもしろく半沢の顔マネを練習しています。
 
 
 
ドラマの中で、不正を行った社員などが出向させられています。
 
 
 
出向とは、現在の会社に籍を置いたまま出向先の会社に異動し、長期にわたって指揮命令に服して就労することをいいます。会社を退職してから別の会社と新たに雇用契約を結ぶ転籍とは異なります。
 
 
 
使用者が労働者の同意を得ずに、出向を命じることはできません。使用者が労働者に対して出向を命じるためには、就業規則に「出向を命じることができること自体が明確になっていること」、「出向先の労働条件、出向期間、復帰条件などが整備され、著しい不利益を被ることがない」ことが記載されていることが必要になります。
 
 
 
仮に契約上の根拠が認められても、出向の業務上の必要性に比較して、出向によって労働者が被る不利益が大きい場合は、権利の濫用として無効になります。
 
 
 
ドラマでは、出向は出世コースから外れるネガティブな出来事として表現されています。出向期間が過ぎると、そのまま転籍となり銀行員として戻ることができなくなり「片道キップ」として表現されています。
 
 
 
出向は、必ずしもネガティブな出来事ばかりではありません。
 
 
 
任天堂の社員の出向体験談がHPの採用情報に掲載されておりましたのでご紹介します。
 
 
 
 
私も社会人となってから、分社、合併、異動を経験しておりますが、個人的には良い経験をしたと思っています。
 
 
 
出向することになった場合は、ご自身の働く上での優先度合を見つめ直しみるとよいかもしれません。

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福井祐平