
ヘンリー・フォード(1863~1947)は、米国の起業家でフォード・モーターの創業者です。自動車王とも呼ばれています。
ヘンリー・フォードは、見習い機械工から身を起こし、ガソリンエンジン技術者を経て発明家エジソンの照明会社へ入社します。その後4輪自動車の制作に成功し、その後自動車産業を最先端を引っ張る存在となりました。第一次世界大戦のことには、平和主義を主張したことでも有名です。
ヘンリー・フォードは、「あら探しをするよりも改善策を考えなさい。」という言葉を残しています。
脳には、「ミラーニューロン」という神経細胞があります。これは、他人の動作を見ていると、あたかも自分がその動作をしているかのような働きをします。
ミラーニューロンの働きを考えれば、あら探しばかりしていると、悪いところが自分に伝染してしまうことになります。
脳科学者の茂木健一郎も、著者「脳を活かす仕事術」の中で、「そばにいる人のいいところに、しっかりと関心を向けてみてください」と書いています。
ヘンリー・フォードの言葉のように、あら探しよりも改善策を考える方が、自分にとっても成果の出る習慣と思考を身につけることができます。
転職活動の際も、自身の短所や他人の失敗事例ばかりに目を向けていると自分の可能性を低くし、自信がもてなくなり、それがまた表情に出たり可能性があるにもかかわらず応募しないという結論に至る場合があります。
他人の転職活動の話の失敗と成功の両面を聞いて、自分の可能性を信じて行動することをおすすめします。
福井祐平
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