急いで帰宅の道中
スマホがなり
「どこにいるの⁉️」
怒ってるのか
困ってるのか
母親の声
「じじが脱走してついて歩いてるけど言うこと聞かなくて」

仕方ない
Uターン

ほどなく見つけた老夫婦
刺激しないように車にのせる

「すまんね」笑顔
日頃お世話になってる通所施設の職員だとでも思ってるんだろうか

母には反発するものの
他者に対しては愛想良いのが救い

父はかれこれ七年ほど前長寿の母親を亡くし
その頃から一気に認知症の症状が進み

主治医によると
アルツハイマー
前頭側頭葉型
脳血管型
アミロイドの沈着も見られ
複合的で珍しいタイプだそうだ

この間何度も居なくなり
健脚の認知症ほど怖いものはないと何度も思い知らされた

一番怖かったのは、地震で北海道全域にもたらされた停電が回復した直後、深夜十二時頃母の悲しい声で父の失踪が発覚し、二時間ほど近辺探したが、はじめて警察のお世話になりました。大抵近くにいるんだと家中、車庫のなか、裏の畑、近所探してもらったが見つからず、生還は半分以下と覚悟を決めかけた朝方、散歩の方の通報により救急車で自宅に連れ帰られました。

靴左右別
ジャケット上下逆転
変な木切れを杖に
これは正常な散歩ではないと気づいてくれたのです。

六時間、五キロ以上離れた堤防を歩いていたそうです。警察、消防、一般の方、たくさんの方にお世話になってしまった。



それは二年前、今では足が衰え歩けなくなっていてもうそんなことは無いだろうと油断していた矢先
実家の近辺ではあったが、婦人の白い長靴を左右逆にはいて立つ姿はやはり一目で認知症の高齢者

近所の人がすぐ出てきてくれて父を追う母を助けてくれようとしたそう。ご近所さんに、認知症高齢者の存在や困りごとを隠さず理解してもらうことが、地域で生きていくのに必要と改めて感じた出来事です。思い出したらドット疲れちゃった。


気をとりなおし今朝のお花

矮性のヘメロカリス
背景の五色ドクダミの葉色とぴったりマッチ

最終日、ほどほどに働こう(笑)