あなたに、多くを与えるために


 

        わたしはここにいる





 

                 いのちが芽生える






 

    *    *    *    *    *    *    *    *  


 

春という季節は、新しさに満ちています。

 

果てしなく長く感じられた・・・、冬が終わりました。
枯れてしまったと思っていた草も木も、新たな命が芽生えてきました。
時が過ぎれば季節が巡りゆく事は、当たり前かもしれませんが、長く長く辛い日々を絶えてきたからこそ、今日という日の喜びがあります。



 

はじまり・・・。

 

私たちは、いったい、何処へ行こうとしているのでしょうか?

 

わたしも・・・、あなたも・・・、みんなも・・・
新しい物語のページをめくろうとしています。
もちろん、それをするのには勇気が必要としている事でしょう。物語がどのように進んで行くのかは、誰にも分からないからです。
嵐に遭遇し、傷つき・・・しばらく休養になくてはならない時もあるでしょう。
でも、だからこそ、ふたたび歩き始めて、広く晴れた空に出会えた時には、喜びは大きく膨らみます。

 

そんな風に、思わずにはいられません。

 

勇気を出して・・
そして、誰かに支えられながら・・・
新しい物語は始まります。



 

「たいじょうぶだよ」・・・という声に励まされながら。

 

 

 

 

 

昨日から、絵本『ひび割れ壺と少年』の原画展をしています。

世田谷の大井町線等々力駅から徒歩2分のところにある、『カフェ・オモンパカル』にて。

 

今日、初在廊して来ました。

(毎週水曜日の午後2時〜5時まで在廊しています)

 

2時くらいに行ったら、既に数年振りくらいの友人が来てくれてて、お互いに嬉しいひと時を過ごせました。

 

 

 

 

 

 

 

絵本や、以前書いた絵のポストカードなども販売しています。

もし近くて、お時間が都合がつく方がおりましたら、ぜひ足を運んでみてください。

 

珈琲も手作りケーキも美味しいお店です。

 

 

2014年12月に出版した絵本です。

「ひび割れ壺と少年」(アートデイズ)絵:大村 竜夫 文:松本 純

 

The Cracked Pot と言う海外の作者不明の短いお話しを訳してもらって、それに絵を組み合わせました。

色鉛筆で、15場面を描くのに3年ほど年月がかかった作品です。

 

自分には弱さや欠点もあるし、なかなか完璧には生きられないけれど、それでもあるがままの姿で良いんだよ・・・と感じさせる作品です。