いきなり事実上の決勝戦と言われたほどの「好カード」
バダ・ハリ VS ピーター・アーツ
会場はやや?いや、ほぼアーツの応援が多かったように感じます。
白蓮の周りもアーツだったかな。
KYな私は臆することなく「バダ・ハリ~、バダ・ハリ~」と声出してました。
「ファイッ」というレフリーの声とゴングが鳴った瞬間・・・
試合はすぐに動きました
バダの右ストレート、左パンチ、ローキックと続いた4発目・・・
右ストレートがアーツの顔面を捉え、そのままアーツはダウン
唖然。。。と狂喜。。。が会場を交錯しました
試合開始30秒でアーツの顔は、真っ赤かになり
見ている誰もがアーツの異変に気づいたことでしょう。
バダの猛ラッシュと追いかけに、ついてゆけないアーツ
中盤はバダも疲れたのか、終始相手の様子を伺うように
試合が動かず「今、いけ!」「今、沈めろ!」「向かっていけー!」なんて
オンナと思えないような言葉を発していましたね、自分。
2Rに入っても終始バダペースは続き
左回し蹴りが、アーツのテンプルに入り
ジャンピングキックにて2回目のダウンを奪う。
再び、唖然。。。と狂喜。。。が会場を交錯しました
その後、立ち上がったアーツですが
足がもつれ、足の力が衰弱したのか
何度もスリップした場面を目にし、フラフラの状態で・・・
そのままレフリーストップにて試合終了。
バダが2R TKOにて、準々決勝を突破しました。
やはり、迎え撃つ立場の人間と攻めてゆく立場の人間・・・
気持ちの差は少なくともあったのか?
シュルト戦とバダ戦でのアーツの気持ちは同じではなかったのではないか。
シュルトを撃破したアーツを、撃破したバダ。
これは大金星と賞賛してもおかしくはない
歴史的一戦から、K-1WGPは幕を開けたのでした