この度の「東北地方太平洋沖地震」では、各地で甚大な被害が報告されております被災地の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
今回の地震によって、『特別養護老人ホーム』や『老人保健施設』で取り残されるというマスコミ報道を見るたびに切なく、心苦しいです。これらの被災地の施設では、きっと力強く復旧されるとともに、地区住民に対する支援活動に取り組まれると思う。
しかし、平成18年の豪雨災害を経験し、緊急ショートステイを受け入れた時に感じたのは『在宅で日常生活を送っている人』についても大変な状況にあるという事です。高齢者施設がクローズアップされるが、むしろ在宅高齢者の方が、より悲惨な状況かと想像すると辛い。
もう橋が渡れなくなるかもしれないというぎりぎりの時間に、土石流の痕をよけながら水が流れてる自宅に救出に行ったおばあさん。
避難地域に居たが、吸引が必要な為避難所に行けずに緊急入所されたおじいさん。を思い出す。きっとその時の何百倍も現地では大変な思いをされているかと思うと居た堪れない。
津波で孤立する施設の地域には、民家改修型のデイサービスやグループホーム、地域でのんびりと暮らす高齢者の大切な家もあったはずで、被害で帰れなくなった方もいらっしゃる。
僕の友人も含め介護に大きな思いを抱いていた現場スタッフも、何とか生き延びている状況かもしれないし、多く帰らぬ人となったことだろう。
被災地域の復興と支援活動には多くの必要な物資の調達、ケアに関る人的支援体制の確立が急務となります。
なにかしたい・・・行動を起こしたい。
自分には何が出来るのだろうかと考え、まず第一歩に募金をすること、募金の輪を広げることから始めたいと思った。
そして自分の気持ちを汲んでくれる素晴らしいスタッフに恵まれた為、
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こんな馬鹿でかい『ふれ愛募金箱』が登場した。一辺が30㎝有る・・・いったい何千万入るんだ??
100万円が1㎝だから・・・とりあえず目標は3000万かな。
いつか旅行に行こうと貯めていた500円貯金箱。箱のまま入っております。少しでも善意が集まると嬉しいなって思ってます。
ケアセンターふれあいの里では、2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」などの被害に対して、義援金による支援を実施いたします。
この募金は、日本赤十字社へ全額寄付を行います。
■募集期間
平成23年3月14(月)~4月30日(土) *当面の期間とします。
■場所
ケアセンターふれあいの里正面玄関
ご協力をお願いいたします。