公園のジャングルジムから、息子が落ちてしまい、頭から流血してしまいました。


私はパニックになりながら、救急車を呼びました。

何かあったらマズイ!と、夫に電話をしましたが夫は出ませんでした。

義母に息子が怪我したことを伝え、夫に託けてもらいました。


すると、すぐに電話がかかってきたので状況を伝えると、夫もすぐ駆けつけるとのことでした。


病院に着いて息子はすぐに診てもらえましたが、
待合室で待てど暮らせど夫は姿を現しませんでした。


義実家から病院までは車で20分ほど。
電話をしてから1時間以上は経っていました。


看護師さんに呼ばれ、息子の様子を見にいくと夫から「ついたよ」と連絡が入りました。


夫の姿を見て、私は唖然としました。
着ているジャケット、ズボン、靴は別居している義実家に持って行ったものではなく、
自宅にあるものでした。


「あんま服なかったから一回着替えに行った。
電車できたら、結構時間かかったわ。」


信じられませんでした。
息子が救急車で運ばれたっていうのに、
お気に入りの服に着替える意味は何でしょう?


飲み会に行くたびにタクシーを使って、
お小遣いがタクシー代でなくなるくらい気軽に使うのに、
こんな日に限って電車…?


不服そうな顔をする私に「まぁ、言いたいことは分かるけどさ」と牽制してきました。


幸い息子は少しの傷で済み、大事には至りませんでした。

肩をなでおろす気持ちと、夫への怒りで感情の均整が取れずにいました。


やっぱり私、この人は無理だ。