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”明日は何処へ”

平成30年春に定年退職した初老の爺が、
豆柴タロウと伴に目を凝らし耳を澄ませて、
日本のいいとこ発見の風まかせ行脚。

 

常念岳に登り、ルート変更し、一の沢へ下山

 

 

常念小屋の朝

 

今日も元気よく・・・といきたいところですが、

普段の運動不足と高齢者特有の

中1日おいて、筋肉痛がピークに

 

それでも、食欲だけは若者並みに。

ご飯とみそ汁は、お代わり自由でした。

 

さてさて、昨日夜の酒飲み兼検討会では、

「三俣から登ってきた男性の情報では、道が相当荒れている。」

「人の背の高さ位の岩を登る(下る)所があるが、濡れていてかなり滑る。」

「小屋の掲示板に、『三俣へ下る方は、事前に相談してください。』との張り紙が。」

「足のダメージが大きく、一の沢ルートで下山したい。」

 

等の意見が出て、全員一致で計画ルートを変更し、

常念岳登頂後、小屋に戻り、一の沢へ下山することになりました。

 

当初、三俣へ下山する計画にしたかというと、

 

一の沢登山口に向かう林道が崩落し、

登山者用駐車場まで1時間ほど林道を歩かねばならなかったからなんです。

それに

下山時の車両として、三俣駐車場に1台車を置いてきてあったのです。

 

 

そうと決まれば、空身で常念岳へ。

常念小屋の屋根越しに、槍・穂高の稜線が。

 

 

小屋の前から見上げる「常念岳」

と思っていたら、山頂は見えているピークの

もう一つ先にあるのでした。

ガクっと疲れが出ました。

 

 

ガレの道を登っていきます。

常念小屋と横通岳

 

そして、なんといってもこの眺めですよね。

 

 

手前の稜線上に、ヒュッテ西岳が見えます。

 

 

北穂から奥穂への峻厳な岩稜

 

念願の常念岳に登ることが出来ました。

 

  ~ 安曇野に住んでて、大天井や常念岳に

      登ったことがないの、と言われるのは

        ちょっと悔しかったので  ~   

 

タクシーを呼んで、三俣の車を回収するために

2名が先行で下山しました。

 

 

 

未明の雨で沢沿いの石が滑り、2回転倒しましたが、

一の沢登山口に無事降りてきました。

常念小屋から一の沢まで、2時間40分でした。

ここから、崩落地点先のタクシー乗り場まで

林道歩きです。

 

ゆっくり組も無事下山。

 

なにはともあれ、全員怪我をすることもなくヨカッタヨカッタ。

 

ほりでー湯四季の郷(日帰り温泉)で、

三日間の汗を流し、足の筋肉をもみほぐし、

 

山の家で、ささやかな(長時間に及ぶ)慰労会(酒宴)で

今回の山行を終えました。(*^-^*)(@^^)/~~~