「をとこもすなる日記といふものを、をむなもしてみむとて、すなるなり。」
と言えば紀貫之の『土佐日記』の書き出しであり、「日記」と聞いて一番に思い起こされる。

ただ、この時代に於ける日記は日々つけるものではなく後から振り返って記述されるものだと習った気がする。

 

今から始めようとしている日記は、どちらかというと「つれづれなるままに」の方が近いか。

(こちらも後々まとめたものらしいが)

 

なぜこの日記を始めようと思ったかというと、淋しかったのである。

下に自己紹介を記載するが、友達も少なく彼女もいない。

幸にして両親との関係は良好で程よい距離感で接しているが、この先数十年の人生を考えるといずれ私より先に旅立つ(はず…)ので、私の孤独死は目に見えている。

仕事も軌道に乗り、ある程度は金銭にも余裕が出来たことで、この先の人生について想像が出来てしまい漠然とした淋しさを覚えている今日この頃なのである。

そんな淋しさを埋めるため、後から振り返って人生に彩があったことを思い出すため、何らかの形で自分の生きた証をこの世に残すため、この日記を始めてみた。

 

自己紹介をしてみようと思う。

神奈川県生まれ、神奈川県育ち、神奈川県在住の28歳。

教員の父とパートの母、3つ下の妹が一人という今では珍しくなったであろう中流家庭に育ち、贅沢ではないものの不自由なく生きてきた。

四大を卒業後、フリーターを経て会社員になり今に至る。

私生活を省みると、友達と呼べる人間は親同士が友人の幼馴染が数人のみで、学校へ入って以来、友達付き合いの続いている友人はない。また彼女は出来たこともない。

属しているコミュニティは2つくらいあって数合わせに呼んでもらったり参加させていただいたりしている。

 

人と違っている点といえば、持ち家であることと車を2台所有していることか。

家は空き家になっていた親戚の一軒家を間借りしており、車は趣味である。

いずれ日記のネタに書こうかと考えている。

 

そんなごくありふれた一人の淋しい人間が日々の出来事や思ったことを綴っていこうと思うので、気が向いたらぜひ。

今日行った水族館での一枚