すい臓がんの母と食べる普通の夕食 -15ページ目

すい臓がんの母と食べる普通の夕食

【がん患者向レシピ等一切ありません】
ただ母と日々食べる晩ごはんの画像と日記を淡々と記録。食べられるものを食べさせるという状況のため、治療の参考になるメニューとかはないです。

主治医の先生からのお話は、やっぱり聞きたくないお話でした。
何となくわかっていても、想像がつく内容でも、なるべくなら答え合わせはしたくなかったですね。

痛みがだんだん強くなっているので昨夜から飲み薬ではなく点滴の痛み止めにしました。飲み薬よりも安定して効くので薬の量は少なくて済むと思います。
抗がん剤はできるだけ続けた方がいいと思います。ただ、がんの進行がかなり早くなっているようなので、いつまで続けられるか…。ちょっと厳しいですね。

私たちの思い出がいっぱいのあの街へ一緒に行きたいなあ。
1964年の東京オリンピックを見た母に、2度目のオリンピックを見せてあげたいなあ。
また来ようねって笑顔になった、美味しかった何軒ものお店で食べたいなあ。

いくつ叶うかな。ひとつでも叶えられるかな。

特に面白いわけでもないテレビを観ながら、あーでもないこーでもない言い合って、ゴロゴロダラダラしたいなあ。
時間には限りがあると、いつか終わりが来ると、理屈ではわかっていてもそんな実感なんてちっともなかった頃みたいに。
そんな一見無駄な時間がいずれは二度と手に入れることができない宝物になるなんて、知る由もなかった頃みたいに。

結構泣いた1日でした。

でも。
夜、母から電話がありました。
ナースステーションにいて、看護師さんたちが親切にしてくれていると。痛みが少し落ち着いて、看護師さんたちがそばにいるから安心できると。
午前中、先生の話を聞きに行った帰りに寄った病室での弱々しい声ではありませんでした。
1日の最後の涙は嬉し泣きになりました。

おかげで晩ごはんは美味しく食べられました。


卵あんかけうどん。サーモンの海苔巻き。ブロッコリーとパプリカとミートボールのとろけるスライスチーズ掛け。おおともチーズ工房の長期熟成レクタン(昨日の残り)。ミニ串カツ。
そして酒。
炭水化物多め…。