雀宮へ戻り(往きもそうだったが、完全に所要時間の読み違いで、猛ダッシュする羽目に)、ぎりぎりセーフで電車に乗り込んだ。

石橋で真岡方面行きバス(関東自動車)に乗り換え。

この路線は真岡から東京へ新幹線を使わないルートでは、おそらく最短時間であろう。

出張サラリーマンの利用も多いと思われる。

バスは直接駅へは乗り入れないので、台町で下車して駅まで歩く。

真岡駅は駅舎自体が蒸気機関車の形をしている。

そう、真岡鉄道と言えばSL。

真岡駅構内では、ファンサービスで、構内に保存されている、Ｃ１２型機関車に火を入れ、構内を移動させていた。

さて、真岡15時29分発の、SLもおか号に初乗車。

この列車は茂木始発で、C11型蒸気機関車が牽引。

夏休み前の土曜日なのか、車内は空いていた。（その理由は後ほど判る）

途中停車駅の寺内駅では、村祭りにぶつかり、子供たちは神輿そっちのけでSLを眺めていた。

30分ほどＣ１１のドラフト音を楽しみ、汽笛を鳴らしながら、ゆっくりと下館駅構内に入った。