湘南新宿ライン高崎行きから、赤羽で宇都宮線に乗り継いだ。

土曜日朝の宇都宮線はいつものように、栄東の児童生徒で賑わい、小学生は土呂からバス、中高生は東大宮から歩きと、見飽きた光景。

今日は宇都宮までは行かず、手前の雀宮で下車。

ホリデーパス利用なので、小山から先は精算。

栃木県総合運動公園野球場の最寄り駅は東武の西川田だが、雀宮からでも20分ぐらい（※訂正　30分はかかります）歩けば着ける。

私にとっては宇都宮競馬場へのオケラ街道として、馴染みがある。

今日は高校野球栃木大会の開会式。

栃木大会は８年ぶりの参戦。県総合運動公園野球場は初訪問となる。

さて、入場行進がスタート。

いや、もう始まっていた。

あれっいつの間にか、プラカードは自校の選手が持つようになったのか。

プラカードの校名はかなり省略されていて、

矢東

今工

黒南

など、県外の人には暗号のように見える。

また、省略によって、

清峰

清陵

鹿商工

清風

北陵

白鷗

国学院

海城

といった名前が並び、「いったいここは何県？」と思ってしまう。

63チームしかないので、行進は30分程度で、あっという間に終わった。
全校の監督が１塁側に整列しているのは、他県では見られない。

優勝旗返還に続いて、宇都宮高校主将による選手宣誓。

演奏は作新学院吹奏楽部。
栃木県ではトップの実力で、いつか定期演奏会へ行きたい。

選手退場時の音楽は、今年の吹奏楽コンクール課題曲で、来月９日に迫る、コンクール栃木県大会の練習を兼ねていたようだ。

選手が退場し、式典は終了。

作新学院高校ナイン。江川もこのユニフォームを着ていたのだ。

開会式に続く開幕試合は

矢板中央×田沼

始球式のボールを乗せたヘリが間もなく到着。

投下は見事。

栃木県運動公園野球場は老朽化が目立つが、清原球場の完成後も、

栃木のメイン球場の役割を担っている。

矢板中央高校は、まとまった人数のブラバン演奏あり。

方や、田沼高校は、小規模校ながら、チアを投入。

シード校の矢板中央の大勝が予想されたが、田沼が踏ん張り、

矢板中央３－０田沼

３点差にとどめ、開幕戦にふさわしい、締まったゲームだった。

数年前の千葉大会開幕戦で40点差ぐらいになって、テレビの実況・解説が困り果てていたが、そのような事態は無かった。

運動公園の近くにある、宇都宮競馬場跡を詣でたら、スタンドの解体工事が始まったばかりで、建物内でけたたましい音が響いていた。

辛うじて外形は残っていたが、

このような光景が見られるのは、時間の問題。

さて、次の目的地へ。

栃木県大会開会式＋開幕戦