夏の高野 栃木大会(佐野日大×高根沢) (栃商×真岡北陵) | ハンター湘南の旅ブログ

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(画像追加済みです)
 

栃木から東武宇都宮線ワンマン電車に乗り換え、単線行き違いももどかしく、8:51に西川田に着いた。

 
昨年降りた、おもちゃのまち駅とそっくりな構造。
かつては宇都宮競馬の観戦で訪れた懐かしい駅でもある。
 
⚾佐野日大×高根沢⚾
 
栃木県営野球場に辿り着く前に、試合開始のサイレンが聞こえた。
 
とたんにブラバン応援の音が聴こえて、感動が込み上げてきた。
 
 
まだ1回戦で観客は少なく、入場制限には程遠かった。
あらかじめ自宅で記入してきた入場申請書を提出し、当日券を購入。
席についたら1回裏、佐野日大の攻撃中
 
おやっ、佐野日大は控え野球部員による太鼓とメガホンだけの応援。
ブラバン出現予報100%だったのに。
吹奏楽部が今週、野球応援の練習をしているとの公式情報をもとに、現地に来たのに、上位の試合までお預けなのか、肩透かし、残念。
 
 
佐野日大は、東武佐野線の吉水駅が最寄りだが、スクールバスが発達し、東側は栃木駅、南側は館林駅が下車駅となるほどで、佐野線が利用されなくなりつつある。数少ない吉水駅利用生徒(朝練夜練などバスがない時間帯)は、学校専用ガレージから自転車を漕いでいる。(現地にて目視確認)
 
 
2回表になり、高根沢がブラバン投入だ。
私のブラバン予報では10%だったから嬉しい誤算
 
事前予想とは全く逆だったが、とにかく高根沢に救われた格好。
少人数ながら頑張っている。
 
高根沢は、烏山線の仁井田駅のすぐ近く、もともと商業系の高校で通学範囲は広く、宇都宮や烏山など広範囲からの汽車通学があり、この学校がなかったら、烏山線は、バスか第三セクターになっていたであろう。
鉄道ファンとしては肩入れしたくなる。
 
てなわけで、高根沢を応援するも、三者凡退が多く、演奏が続かない。
 
佐野日大の攻撃が延々と続き、シードの私立と小規模公立との差が歴然としていた。
試合は恐れていた5回コールドで終わってしまった。
 
 
佐野日大10-0高根沢
 
整列して、校歌は録音されたメロディを流す形だった。
 
歌い出しの「みかも~」に
今年のGW、185系の車窓から眺めた、みかも山の山容が脳内に甦ってきた。
 
 
高根沢の皆さんは、お疲れ様でした。
 
 
第2試合
 
⚾栃木商業×真岡北陵⚾
 
前の試合が早く終わり、離れた駐車場のほうから慌ててセーラー服やジャージ姿の大勢の栃商吹奏楽部員が歩いてきて、心臓の鼓動が激しくなった。
ハンター湘南独自のブラバン出現予報は栃商は50%だった。
会えてよかった。
 
真岡北陵は予報(5%)通り、ブラバン無し
 
 
予定より早く11時に試合開始
 
いつ雨が降ってもいいように、屋根下の席をキープしたが、逆に日が刺してきて、強い日差しをを避ける上では助かった状態、天気予報は大外れ。
 
栃木商業は、野球応援としては、吹奏楽部フルに近い編成、人数制限で楽器を持てない生徒はメガホン応援。
本来の「かっとばせー×××」の掛け声がないので、末端部のスネアドラムやシンバルの音もよく聴こえて、まるで吹奏楽コンサートのようだ。
 
試合は、古豪の栃木商業が小刻みに加点
 
真岡北陵は、昭和~平成初期までは農業高校だったはずで、広い敷地が必要なため校舎が駅からあまりに遠いので、真岡鉄道の車内で見たことがない。
大半が自転車かバス?
 
そして、9回の表、栃木商業がダメ押しの走者一掃の2ベースヒットで、試合をほぼ決めた。
7-0で勝利
 
栃商は2回戦へ、おめでとう
 
真岡北陵の皆さん、お疲れさまでした
 
さて、もう一試合あるのだが、無理をせずに予定通り退場した。
朝4時以来、何も食べてないが、野球と吹奏楽でお腹一杯で、食欲が脳に伝わらない超状態が9時間も継続。
 
(つづく)