最近、興味を持ったビジネス書に、小さな会社・個人事業者のための「通帳一冊」経理術という本があります。こちらは、税理士の蔵田陽一著で、日本実業出版社から2011年2月に初版が発行されている本です。本書は、毎日、営業で忙しい、小さい会社さんや、個人事業者さん向けに、時間とお金をかけないで、業務上での利益をつかめるノウハウを伝えられています。いつ会社がつぶれてしまうかわからない人向けに、ふだん日常で使用する通帳を使って、仕事のノウハウを伝えられています。本書の中には、知っていることが多いかもしれないですが、税理士の方が書かれていて、お金に関わることなので、一読してみる価値はあると思います。
本書の第3章には、「入金の多い通帳」をメイン通帳にすることを進められています。本書の中では、入出金の件数の少ない通帳をメイン通帳にするのは、労力がかかると書かれています。私は、ここを読んで、銀行も、何度も訪れることで利益を得ているように感じました。
また、同じく、本書の第3章に、「新しい通帳」は利便性で選ぶと書かれていて、三大メガバンクのみずほ銀行さん、三菱東京UFJ銀行さん、三井住友銀行さんが推薦されていました。理由は、店舗・ATMの数が多いことや、ネットバンキングに対応している点が挙げられていました。私は、法人の場合だけでなく、個人でも、その点は、メリットとして捉えることができると感じました。
その他、本書の第3章のステップ2では、現金売上は「即日、ATM入金」が理想と書かれています。即日にATMへ行けない場合も、その代わり「売上の現金には絶対に手をつけない」ことが強調されています。その他、通帳へのメモ書き等、日常生活にも役立つノウハウが多く書かれています。
最後に、経理のノウハウを掴めば、時間と、お金を費やせない小さい会社や、個人事業者が、営業活動に集中できるので、その点で、非常にお勧めの一冊だと思います。