前回作ったのは拙著の表紙撮影の時でした
実はこのケーキは私にとって自立に向けての
奮起するエネルギーになったケーキなのです
このケーキの作り方を教えて頂いた先生は
今は70歳くらいにはなられているでしょうか
専業主婦で子育て終了後に離婚
これからの人生の道が決まらぬまま
全財産をもって若かりし頃果たせなかったアメリカ留学をします
そこでアメリカンケーキと出合い師匠からレシピを教わり技術を習得
帰国後、カフェをオープンさせケーキ教室やテレビの料理番組にも出られたりと
色々と活躍されている料理家なのです
ひょんな事から先生を知った時には
人生の道しるべに出会った気分でした
自分で人生を切り開く生き方をしたい
大抵の人は、そういった話を聞くと
「特別な才能のある人」とか「お金持ち」だからとか「自分とは違う人」と考えるでしょう
でも私は「彼も人なり我も人なり」と
念じる事にしています
どんな事も他人にできて自分に出来ないはずがない
そう思い教室に通っていたのです
実際には、私がカフェをオープンするまでには至りませんでした
それは、私に根性がなかった
自立し、家族を抱えると失敗が出来ない
なんの自信もなく
フリーランスで仕事をする不安と重圧が大きかった
でもそれは言い訳です、要は
腹をくくれなかった
その一言に尽きる
私の妹は30歳の時、今から20年以上も前
メールはおろかファクスすら全家庭になかった時代に
電話と手紙のやり取りを頼りに単身アメリカへ留学しました
勿論、コネもツテも親の援助すら無い
それでも
日本に自分のしたい事はない!
このまま日本にいたら死ぬかもしれない
そんな思いからアメリカに生きる道を求めたと後年になってから聞きました
それから一度も生活の拠点を日本に戻す事はなく
知らぬまに結婚し、クリスチャンになり
グリーンカードも持っている
もう、アメリカ人です
私が人生を何度やり直しても、そんな大それた事はしたくはありません
せいぜいアメリカ一人旅が関の山です
なので私は妹をその点においてかなりリスペクトしています
昨日、出版社KADOKAWAから献本して頂いた本が届きました
カマタミワ様の著書第三弾
