日本人の特性については船井の著書『二つの真実』
以下にご紹介いたします。
日本人が持つ10の特性
私は世界中に友人がいます。何十年も世界を旅行していろいろ知りました。
その結果、日本人は独自の特徴を持っている人種だと思うようになったのです。
それはつぎのような特性です。
①日本人は他人の気持ちを察することのできる非常に珍しい特性を持っています。
②また、日本人の自然観は独特です。自然と一体化することを善とする珍しい人種です。
③さらに、日本人はおだやかで、国民全体が親切です。世界で一番安全な社会を創りました。また、多分いまでも世界一平等な国でしょう。しかも共産国家ではありません。
④日本語は主語がなくても通じます。日本人は、自分を主張することや争いが好きではありません。というより下手です。それを誇りに思っています。これもまったく珍しい特徴です。
⑤日本人の美意識は独特だと思います。わび、さび、あわれ‥‥などの美意識は、日本人以外にはまったく理解できないのではないでしょうか。
⑥日本人は「あいまいさ」を何よりも生き方の基本においています。また面と向って、他人を批判したり悪口は言いたがりません。珍しい人種です。
⑦日本人は自己責任型です。言葉も受身語が多いのです。人をそんなに深く恨みません。
⑧多くの変化があった中で、日本人は常に天皇を特別視して尊敬してきました。これは世界のどこにもないことです。とにかく国民が見事に一体化しています。
⑨一般に日本人は勉強好きで働き好きです。そしてそれらを美徳とします。遊び好きな人を決して高く評価しません。株、為替、デリバティブなどでもうけるもの評価しません。
⑩多くの日本人は、おだやかで平和が好きで、争いが嫌いです。死を美化しますし、恥の文化があります。卑怯者呼ばわりされるのをもっとも嫌います。細かいところに気がつく整理好きな人たちです。それらが、環境と教育・訓練によって、前大戦時における特攻兵を生み出したのだと私は思っていますが、これらは外国人には、なかなか理解してもらえないことでした。(転載ここまで)
船井の講演を聴いていて興味深いと思ったのは、「言語によって脳の働きが変るようだ」ということでした。これについてもう少し深く知りたいと思い、少し調べてみました。
既にご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、よろしければお読みください。
私たちが普段話している日本語は、語尾にすべて母音が付きます。このような母音言語は日本語とポリネシア語に限られる珍しい言語なのだそうです。
医学博士の角田忠信氏によると、日本語とポリネシア語を話す人たちだけが、他の言語を話す人たちと違った脳の働きをするのだそうです。
・日本人は母音と子音を左脳で理解しているのに対し、欧米人は子音を主に左脳で、母音を主に右脳で理解している。
・欧米人は虫の鳴き声や自然音が機械音や雑音と同じ右脳に入るのに対し、日本人は人間の音声と同じ左脳に入る。
このように、母音言語を使う人と子音言語を使う人で脳の機能に違いがでるというのには驚きました。
日本人は自然と人間を一緒のものとして認識している。だから昔から自然と一体化する文化を築いてきたのだと思います。「八百万の神」といって存在するものには全て神さまが宿っているとしてきた訳がわかったような気がしました。
川のせせらぎや虫の声に情緒を感じたり、全てがつながりあった一つのものなんだということを深いところでわかっているというのは、日本人の長所だと思います。
言語によって脳の機能の仕方が違ったり、文化の違いから理解の仕方や感じ方ががそれぞれ違うということを知っておくことは、お互い理解し合うために大事なことだと思います。
日本人は、「自己主張が苦手」とか「コミュニケーションが下手」などとよく言われます。日本はこれまでも外国のいいところを吸収して発展してきました。この柔軟性も長所だと思います。これからも自分の国の長所を大事にしつつ、苦手なところを伸ばせれば、より良いのではないかと思います。
船井幸雄.comより
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