先週、お一人暮らしの方のお看取りに立ち会いました。
これまでにも何度かお一人暮らしの方の最期に寄り添ってきましたが、今回はそばに「家族」であるワンちゃんがいたのです。
点滴で少し回復するかも、と思っていた3日目。
部屋に入ると、水の入っていない器、部屋中に散乱したゴミ。
「もしかして、ご飯をもらえてないの⁉︎」と気づきました。
うちに帰って、うちのワンコのご飯を持って駆け戻ると、がっつくように食べたワンちゃん。その姿に胸がギュッとなりました。
週明け、ご本人は静かに息を引き取られていました。
ワンちゃんはソファにちょこんと座り、ずっと見守っていたのでしょう。
ペットは家族。
でも、飼い主が倒れた時、誰が守るのか。
「お一人暮らしのペット問題」、初めて本当の意味で直面しました。
最期まで、人も動物も大切にされる社会に。
私にできること、また一つ考えさせられました。
【事前の備えを支援する】
1。「ペットがいる一人暮らし」の方に
*元気なうちに準備できるよう、支援の仕組み*
• ペットの“もしも”ノートを作ってもらう
→ 餌のこと、病院、好きなこと、預かってくれる人 etc.
• ペットの世話について、地域包括支援センターやケアマネと情報共有
【地域のつながりを強くする】
「いざというとき、連絡できる人・場所」を増やす
• 地域の動物好きさんとのゆるいつながり
• 訪問介護や看護の現場で気づいた時、行政や地域団体につなげる窓口づくり
• 「犬猫と暮らす高齢者支援ネットワーク」が各地域にあるといいですよね
他に、何かいい案はないでしょうか?
読んでくださって ありがとうございます。
自分らしく輝いて!
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