これはもうはっきりと言える。
法科大学院制度、裁判員制度に現れている
日本の司法制度改革はもはや
完全なる失敗に終った
と。
第三回新司法試験合格率 約30%
全受験者が6261名
合格者が2065名
(法務省HPより)
しかも、もちろんその6261名の中には
法科大学院に在籍しながら経済的理由で受験を諦めざるを得なかった者
法科大学院を卒業しながら前年度の受験までで諦めざるを得なかった者
が、含まれない。
3000人合格構想がやっとのことで見直された今回の合格者数でもなお
数多くの優秀な人材の重要な3年間が奪い去られている。
それも、学費にかかる多額の負債付きで。
旧司法試験時代では、働きながらでも時間をかけて受かっていくことが
まだ物理的に可能であった。
予備試験などという旧司と変わらぬ難易度となるであろう予備的制度でもって
その穴埋めを考えているようではあるが、全く現実が見えていない。
ようやく法科大学院受験者が減り始め
大学院受験失敗=就職失敗というリスクは
確実に小さくなっているものの
全法科大学院の定員設定は
小学生が考えても多すぎる。
こんな恥ずべき制度、世界中探しても見つかるだろうか?
ま、確かにその点はとあるS大学が悪いのだけれど。
国家はその既得権益に屈し、
正しい施策が出来なかった。
まったくもって、下らない。
もはや、法曹への道は、制度との戦いとも言ってよい。
不合理かつ馬鹿げた制度の中でも
受験生同士が切磋琢磨し
やがてはこの下らない国家を変えていく
原動力となって社会に出て行く。
そうでも思っておかなければ
やってられない。