2024年4月17日

主治医より家族(妻・義母)を交え、書面を用いて確定した診断内容の説明がありました。

 

病名は

①胃癌(cSrageⅣB)

②肺血栓塞栓症・深部静脈血栓症。

 

入院後の経過としては

腹痛/肝機能障害で入院、胃カメラ、造影CT/MRIで肝臓、肺、腹膜への転移を伴う進行胃癌(cSrageⅣB)で診断確定。

胃癌の転移による胆汁うっ滞があり、4/16に内視鏡で胆管にステントを入れて胆汁の流れを促進。流れ自体は改善傾向にあり食事再開。

 

 

治療については化学療法を適応し、

a)S-1(経口薬・毎日)

b)オキサリプラチン(点滴1回)

C)トラスツマブ(点滴1回)の3種類を3週間/1コースとして加療。

 

予後の治療効果としては

 

無増悪生存期間:7.0か月

全生存期間中央値:27.6か月

 

 

これまで口頭で説明を受けていたので、改めてショックを受けるようなことはなかったのですが、複数転移があり、ステージⅣで、抗がん剤を用いても余命の中央値としては2年と少しという内容を文書で見ると、やはり不治の病で死がほぼ確定的であることをリアルに感じてしまいます。。

 

同席の義母が目を真っ赤にして、「家族には最高の治療を受けてもらいたい。そのためならできることをなんでもします」と言っていただきました。

義母には結婚当初から実の息子のように可愛がってもらってます。

本当に感謝しかありません。

 

自分が強い気持ちで病と向き合わねば。

 

「大丈夫。余命の平均が2年なら、僕ならすくなくとも5年はいけそうな気がしますw」

 

自然とそのようなセリフが出た。

病気をなめているわけではなく、本当にそう思えたのでした。

 

入院後、病院の方々のご尽力により、痛みもほとんどなく仕事をしていた時よりはるかに明るく元気に入院生活を送ることができている。それもあってとても不治の病に罹っている実感が良くも悪くも全く無い!

 

このあと義母と「ぜったい直して、その手記を公開して、同じ病気の人を元気づけましょう」と約束をしました。

 

ステージⅣから生還した人は少なからず存在する。

自分も絶対そうなるんだ。

 

楽観的になりすぎも良くないが、悲観的になる必要もない。


僕はツイてる。

舞台が用意された状態で新たな試練を頂いた。

 

まずは現状・事実をありのまま受け入れるところからスタート!