谷口ゴローさん監督作品で大人気のまま終わった”コードギアス 反逆のルルーシュ”。
その作品をちょいとダメ出しも加えながら、考えてみたい。
<以下、公式、Wikipediaより引用>
(無印)超大国ブリタニア帝国に占領された日本=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。
「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。
ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。
二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。
(R2)神聖ブリタニア帝国に支配され「エリア11」と呼ばれた日本は、反ブリタニア勢力「黒の騎士団」主導による独立戦争を起こすが、「黒の騎士団」の指導者ゼロの失踪により大敗を喫してしまう。
「ブラックリベリオン」と名づけられた戦争は黒の騎士団幹部の捕縛、日本への更なる圧政、そしてゼロの処刑を招く結果となった。
その1年後、学生としての日々を過ごす少年ルルーシュ・ランペルージは黒の騎士団残党の襲撃に巻き込まれ、少女C.C.(シーツー)との邂逅により、自分がゼロであることを思い出す。
記憶を取り戻したルルーシュはゼロとして復活しブリタニアを倒すため再び反旗を翻す。
<引用終わり>
まず、ピカレスクロマンが基礎になっている。
裏切られ、裏切る。その繰り返しの物語といってもいい。
この2人の主人公・ルルーシュとスザクは一方は裏切られ、一方は裏切った方だ。
その”裏切り”の行為の痛みや苦しみを両者は知っていていいはずなのに、2人とも平気で裏切る。
そこに、不老不死で謎の少女・C.C.や2人のかけがえのない存在・ナナリーが絡んでくる。
加えて、ブリタニア人と日本人のハーフのカレンやルルーシュとナナリーの母・マリアンヌのギアスをかけられたアーニャも出てくる。
キャラクターはさておき、谷口作品としてはなんだか後味の悪い最終回であった。
総合的な感想を一言にすれば、”C.C.の満足物語”である。
奴隷時代を経て、”愛されギアス”を手に入れ、救ってもらったシスターに不老不死にされ、それから、マリアンヌとともに過ごし、同時に皇帝とその双子の兄、マリアンヌと世界をぶっ壊すことに共謀するため、ギアスの長になる。
しかし、彼らの作戦に飽きて、ギアスの長を辞めて、マリアンヌの遺児・ルルーシュとナナリーを観察。
その遺児・ルルーシュにギアスを与え、今度は皇帝に自分を殺してもらおうとする。
しかし、ルルーシュの説得により、生きることに。
そのルルーシュも結局、みんなの明日のための犠牲として死ぬこととなる。
なんだか、スクール・デイズで”誠死ね”が流行りましたよね。
あれと同じく、”C.C.死ね”が起きなかったのが不思議です。
いっそのこと、ギアスの長として、ルルーシュとナナリーの後見人になれはできなかったんでしょうか。
それに、設定やドラマCDなどで、同じ父親を持つコーネリアは、マリアンヌのことを非常に尊敬しており、その妹・ユーフェミアはルルーシュやナナリーをいたく愛していた。
クロヴィスも日本に送られたルルーシュとナナリーを心配していました。
皇室だけではなく、ブリタニアの軍の内部の純血派の連中、ヴィレッタやジェレミア、キューエルなどもマリアンヌを尊敬していた。
これだけのマリアンヌ派がいれば、ブリタニア皇室でもルルーシュとナナリーはやっていけそうな気がします。
R2本編でルルーシュが立ち上げた反ブリタニアの武装集団黒の騎士団のもとにルルーシュの異母兄・シュナイゼルが来て、ゼロ=ルルーシュだと黒の騎士団の扇・藤堂・千葉・玉城にバラします。
そこに立ち会う黒の騎士団メンバーも問題があります。
普通は、神楽耶・藤堂・星刻(天子も)・扇で、外交を始めなくてはならない。
そして、鵜呑みにしたカレンを除き黒の騎士団連中はルルーシュを裏切ってしまいます。
カレンが黒の騎士団を説得すればよかったのに、です。
なんとも府に落ちないコードギアス反逆のルルーシュ。
キャストやスタッフは豪華なのに、残念。
R2をまとめたDVDとブルーレイが出るそうです。
新録でC.C.とロロ、シャーリーなどのナレーション、モノローグが入ります。
DVD-BOXまで買わなくても…と思っている人はこれで十分かと。
ちなみに、キャラクターで私が好きなのは、神楽耶ちゃんとマオ、ジェレミアです。
ギルフォードもコーネリアも好きです。星刻も可愛いので好き。