人間を考える

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人間は万物の王者である。人間を一緒に考えていきましょう(^.^)

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商売とはなにか。最近特に疑問に思います。日本は今年にでも経済大国第2位の座を中国に奪われるでしょう。中国だけではなくインドにも近い将来追いつかれ追い越されるでしょう。

私が思うに、今の日本は「めるい」。この一言でしょう。最近コンビニのアルバイトに中国人が多いのに驚いています。さらに彼らの対応能力にも驚かされます。こちらが細かい金銭を渡しても、さほど時間もかからず計算しレジに打ち込みます。この勤勉さを日本人は学ぶべきです。

そしてインド人はアメリカの企業の役員の中に多々いるみたいですが、日本人は微々たるものです。この現実の前に日本では「降任役職制度」という制度まで出てきだし、あるアンケートでは社会人の若者の6割は「出世を望まない」という結果がでています。このような日本では結果が出る前に、ハングリー精神が違いすぎる中国やインドに追い越されるのも目に見えています。

さて、商売とはなにか。という疑問ですが、今年の税収率はガタ落ちです。私は「私利私欲」の塊の経営者が今の経営者の「モデル」として成り立っているからだと思っています。それは間違ったことなのに、周りにその間違った経営者が多すぎて、正しい経営を行っているものが間違っているかの様な雰囲気に近い状態になっているからではないでしょうか。

一円でも多く税金を払わないで済むようにと税金対策に思案する経営者が多数です。しかし適正税率とは決まっています。これだけ稼いだらこれだけ税金を納めると。税金対策に悩むのではなく、一円でも多く稼ぐことを常に考え続けるのが経営者ではないでしょうか。

税収率の低下の原因の一つは「自営業者」です。一千万近く利益があるのに所得税をまったく払わない自営業者もいます。自分の営利のためのみに商売をする「自営業」。これが事業を営む「事営業」に変われば少しずつ日本も変わっていくと思います。

松下幸之助さんは「商売には好、不況はないものと思え」と説いています。それは好況の時は何もせずにも商売は傾きませんが、不況になれば消費者はどのようなものを、どこで購入しようか吟味します。常に利益を上げれる商売とは、好況のときこそ危機感をもち、勉強し、サービスを怠らない業者だと松下さんは説いています。

商売とは、経営者とは、私利私欲に動かず、他を益す行いをし、常に勤勉で、向上心を持たねばならないと私は考えています。そして今現在、そしてこれから経営者として商いを行っていく人間は危機感をもち「商売とはなにか」と常に自問自答していかなければならないと私は考えていますがいかがでしょうか。

「好況だ不況だといってそのつどオロオロするようでは、本当の商売になっていないということです。要は、好、不況にかかわらず、日ごろから、商売の本道をふまえ、一つ一つの仕事をきちんと正しくやっていくよう努めることである」 松下 幸之助