今日はプログラマーというお仕事のお話。


顧客企業から依頼を受けてシステムを開発するときは、これまで、上流工程から下流工程へのウォーターフォール型の開発技法が多かったのですが、最近は短い間隔で少しずつ組み立てていくアジャイル型開発技法を取る企業が増えています。

そこでは、イテレーション(反復)と呼ばれる短い開発期間単位を、どんどん回していき、最終的に顧客企業の要求に答える完成度に仕上げていきます。利点は、顧客から仕様変更があった場合も柔軟に対応できる点や、顧客も含めたチームが一眼となってプロジェクトに取り組める点。

そこでは、ペアプログラミング手法もよく採用されています。これは、1つのプログラムを2名で開発する手法です。利点としては、常に2名でコミュニュケーションを取りながら開発をすすめるので、プログラムのレビューが不要。かつ、チームでユーザーストーリーを共有しているので、誰かが休んでも、引き継ぎすらいらない。生産性の向上が見込める手法なのです。


■アジャイル型開発手法を取る企業が増える利点
ペアプログラミングでは、コードを書く「ドライバ」・指示を出す「ナビゲータ」で組む事が多いので、コーディング経験さえあれば職務未経験者でも入り込む余地があること。(ただ、コミュニュケーションが特に苦手な人には難しいかもしれません・・・)

今は、徹底的にコーディング能力・プログラミング能力・コミュニュケーション力を鍛えましょう!!