最近、痛感し愕然としたことがある。
『おしゃれ能力値』がゼロになっていたのだ。
昔は「自分好みの素敵なもの」を探すのが好きで
ファッションパトロール(ひたすらお店を巡回し素敵なものを探す)ばかりしてた。
産後は1歳までは、
乳児とのハードな日常についていくのが必死で、
家にいる時は、1日中スウェット。
1歳半の今は、
さすがに着替えるようになったけど、
毎日同じような大きめセーターに、
1日2回の公園遊びに備えて
防寒対策のレギンスなどを2重に履いた上に、
ダボダボのワイドパンツ。
髪型はいつもひっつめのお団子。
(産後肌が弱くなったので)
化粧は無しですっぴん。
美容院は自粛生活で行けず、
白髪が目立つように。
これは人生史上、
もっとも酷い外見になっている・・・。
小学生の頃の方がもっとおしゃれだった。
先日、コロナ対策万全にして、
夫に子供を預け、超久しぶりに2時間だけ
ショッピングに出掛けた。
すると、びっくり何も買いたいものがない。
いや、違う。
何を買えば今のどん底の雰囲気から
脱出できるのか全く検討つかない。
どこから手をつけてもダメな気がしてくる。
そこで、はたと気づいた。
私の「オシャレ能力」が使われなさ過ぎて、
そして「オシャレ体力」が欠乏し過ぎて、
もはや、何から手をつけたらいいのか
分からない。
髪は、落ち武者のようだし、
化粧はしていないから血色悪く、
洋服がどれも似合わない。
体重は増量してしまって、
体型も変わってしまった。
洋服以前の問題だ。
あまりにも自分にがっくりし、
フラフラと本屋に吸い寄せられるように入った。
そして、ライフスタイルコーナーに
助けを求めたところ、
暗闇に光を差してくれそうな、本に出会った。
『本当に必要なことは
すべて「ひとりの時間」が教えてくれる』
(横田真由子)
どうやら「上質なものを少しだけ=ミニマムリッチ」という概念を提唱している人の本らしい。
結局、これがその貴重な自由時間の中で、
唯一買ったものだった。
私の人生のライフハックのひとつに
「人生の多くの悩みの答えは、本の中にある」があるので、
今回も、まずは浮上するきっかけを見つけることから始めることにした。
パラパラ見ているだけでも、参考にできるヒントがいくつかあった。
◆ 美容は「肌・歯・髪」に絞ってメンテナンスをする
◆ 「年齢を3で割ると人生の時間になる」
例えば、39歳なら、13時。人生の後半戦のスタート地点。
その中でも特筆すべきなのは、
◆ 年齢を言い訳にしないための「 10年マイナスルール」。
「私は今10年前の年齢に戻してもらっている」
「45歳なら、抽選で当たって特別に35歳にしてもらった!」と考え、時計を巻き戻す。
そうすれば、「ラッキー!」と思え、 「今しかない」と行動力が増す。
パラパラと読んで、私は気づいた。
そうか、今の私には「リハビリ」が必要なのだ。
いきなり「おしゃれの現役に戻る」なんて
今の心身の状態だと絶対無理。
そこで、まずは簡単なところから
始めようと思う。
女性の清潔感や美しさの9割近くを決めるという「髪」。
美容室に定期的に通い、
メンテナンスをしてもらう。
これは私に努力は要らないし、
束の間のリフレッシュにもなる。
そして、ブローしてもらいキレイになった状態で、洋服を探しに行こう。
よし、夫と相談し、子供を預けられる予定を探して美容院に行こう!
一歩。一歩。
リハビリして半年後には、現役に戻れたらいいな・・・。