
谷間の世代のファンタジスタ松井大輔、
スピードスター型のドリブラーではなく
わたしが最も好きなテクニシャン型ドリブラー
谷間の世代のプレーヤーの中で
大久保嘉人、鈴木啓太、前田遼一や
今野泰幸、阿部勇樹、長谷部誠と並び
最も成功した選手だと思う
初めて彼を観たのは高校サッカー選手権
全試合無失点で優勝した市立船橋との決勝

高校生のチームとは思えぬほど完成された
「イチフナ」の守備陣に何度となくチャレンジしては
跳ね返されながら、閃きと技術には確かなものがあった
卒業後は当時は三浦知良が在籍した京都サンガに入団する

運命的な出逢いだったと思う
フットボールに人生を捧げた求道者のような
カズと一緒に過ごす時間は
駆け出しの若いフットボーラーにとって幸福なものだった

最も輝いていた松井の全盛期はル・マンの頃
ドリブルで敵の守備陣をズタズタに切り裂いて
テクニックと閃きを最大限に発揮した
アクロバティックなヒールパスや華麗なプレーで
現地で喝采を浴び愛されてル・マンの太陽となった
その後日本代表にも定着して

南アフリカW杯ではベスト16進出に多大なる貢献を果たした
おそらく最後のクラブになるであろう
横浜FCでは18年ぶりにカズとチームメイトになった
願わくば背番号は22を背負って欲しかったが
孤高のドリブラーがどのような輝きを放つのか
カズのプレーと並び今年の2部の目玉商品である