【No Boxing No Life】

わたしはボクシングが好きだ

この地球上にフットボールが存在しなければ

拳ひとつで戦うこの競技の信者になっていたと思う

減量失敗でなにもかも失ってしまった

前WBC世界フライ級チャンピオン比嘉大吾

この純朴な拳闘しか知らない青年に

もう一度チャンスを与えてほしい

減量失敗は悪い、定められた体重で殴り合い

優劣を決めるボクシングで大罪なことはわかります

それでもどうか、もう一度チャンスを与えてほしい

戦う舞台に上がり、殴り合うことが

どれほど勇気と根性が必要とされるか

格闘技をアマチュアでもいいから

やったことがある人ならば理解できるけど

比嘉大吾って素晴らしい選手なんです

どうかこの失敗から立ち直り

もう一度王座に返り咲いてほしい

がんばれ比嘉大吾、チバリョー比嘉大吾

わたしの好きな日本人ボクサーベスト5

5位鬼塚勝也(WBC世界ジュニアバンタム級王者防衛5)

わたしが初めてリアルタイムで観た

世界王座決定戦で王者になった人で

きっと一生忘れないだろうと思う

4位井上尚弥(WBO世界スーパーフライ級防衛7)

無敗のおそらく日本史上最強のボクサー

どこまで凄いボクサーになるのだろう

拳闘ファンとしてはロマゴンを倒してほしい

大橋ジムとの契約書には井上自身の希望で

「強い選手と戦う。弱い選手とは戦わない」

との条件が付帯されている

3位山中慎介(WBC世界バンタム級王者防衛12)

「神の左手」の持ち主で

世界戦で9つのKO勝ちを積み上げて

具志堅用高に次ぐ世界王座連続防衛記録を持つ

2位長谷川穂積(WBC世界バンタム級防衛10)

辰吉と西岡の挑戦を退けWBC世界バンタム級王座を

14度防衛したウィラポンを唯一倒した日本人ボクサー

世界3階級制覇を成し遂げ王者のまま引退した

3人目の日本人ボクサーとなった

1位八重樫東(元世界3階級制覇王者)

ここに挙げた5人の中で最も防衛回数は少ないけど

最も興奮と熱狂の渦に巻き込んでくれる

スリル満載の試合をする激闘王

殿堂入り辰吉丈一郎

何度倒されようが不屈の魂で立ち上がり

戦い続けた記録よりも記憶に刻まれる

愛すべきナチュラル・ボーン・ボクサーでした